この記事で解決できる悩み
- バイナリーオプションの順張りがどんな手法なのか知りたい
- 順張りを使ってバイナリーオプション取引できるようになりたい
- バイナリーオプションで稼ぐにはどうすればいいの?
といった悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『順張りでバイナリーオプションの取引をする手順』を理解すれば、順張り手法をよく知らない人でも順張りで取引を開始できます。
なぜなら、私もこの記事の情報を知ってから、順張りでバイナリーオプションの取引をしたいという悩みを解決できたからです。
それでは以下で『バイナリーオプションの順張り手法』について紹介していきますね。
※いますぐチャートが使いやすいおすすめのバイナリーオプション業者を知りたい方は、『おすすめ業者2選』をご覧ください!
バイナリーオプションの順張りとは?
順張りとは、相場のトレンドと同じ方向に沿ってエントリーする手法です。
つまり相場が上昇トレンドのときには買いでエントリー、下降トレンドのときは売りでエントリーして、利益を狙います。
ちなみにバイナリーオプションの相場には「上昇トレンド」と「下降トレンド」、さらに横ばい状態で上げ下げを繰り返す「レンジ」の3つがあります。
順張りと相性がいい相場は?
順張りの手法は、相場にトレンドが発生して方向性を持った値動きのある相場と相性がいいです。
なぜなら順張りは、トレンドと同じ方向に沿ってエントリーする手法だからです。
なおトレンド相場は、取引量が増えて市場が活発になるロンドン時間からニューヨーク時間(日本時間の16時から21時ごろ)に発生しやすくなります。


バイナリーオプションの順張りに役立つインジケーター3つの活用方法
「どんなインジケーターを使えばバイナリーオプションの順張りがしやすいの?」と疑問を持つ方に、バイナリーオプションで順張りするための相場分析に活用できるインジケーター3つと、その活用方法を紹介します。
インジケーター3つの活用方法
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- オシレーター系指標
それぞれのインジケーターの活用方法について、以下で詳しく見ていきましょう。
インジケーター1:移動平均線
ひとつ目のインジケーターは移動平均線です。
移動平均線は過去の一定期間の為替レートを平均化してチャートに表したもので、相場全体の流れをつかみやすくなるからです。
なお移動平均線は「どのくらいの期間に長さを設定するか」が重要で、設定期間が短いとトレンドが読みにくくなり、長いとエントリーのタイミングが読めなくなります。

移動平均線の使い分け
- 5日移動平均線:エントリーのタイミングを読むために使用する
- 25日移動平均線:トレンドを読むために使用する
移動平均線の活用方法
移動平均線はローソク足との位置関係や、移動平均線そのものの並びや傾きから相場の動きを読むことで、エントリーすべきポイントがわかります。
たとえばローソク足が移動平均線よりも上にあるときは、相場が強気なので上方向へ、逆に下にあるときは弱気なので下方向へエントリーすれば、勝率を高められますよ。
また、 短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けた「ゴールデンクロス」で買いエントリーし、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けた「デッドクロス」で売りエントリーする方法もあります。
インジケーター2:ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは移動平均線を中心として上下に3本ずつ線(バンド)を引き、実際のチャートが高確率でその線の中に収まるという統計学を応用したインジケーターです。
ボリンジャーバンドを使えば、相場の「勢いの変化」や「反転の目安」そして「方向」を確認することができます。
注意ポイント
インパクトの強い経済指標や要人発言、災害などで相場が急激に変動すると、バンドの中に収まらない可能性もあるので過信は禁物です。
ボリンジャーバンドの線には±3σまであり、σの絶対値が大きくなるほど相場がバンド内に収まる確率が上がります。
以下は各バンド内に相場が収まる確率をまとめた表です。
バンド | 確率 |
---|---|
1σ~-1σ | 約68.3% |
2σ~-2σ | 約95.4% |
3σ~-3σ | 約99.7% |
ボリンジャーバンドの活用方法
ボリンジャーバンドを使うときは、以下の画像のようにエクスパンションと呼ばれるバンドの幅が広がっている状態を探しましょう。
エクスパンションが起きると強いトレンドが生じる可能性があり、順張りするチャンスです。
そのため順張りするときはボリンジャーバンドの形をよく見て、エクスパンションが起きそうなタイミングを待ちましょう。
インジケーター3:オシレーター系指標
3つ目のインジケーターは、オシレーター系の指標です。
オシレーター系指標を使えば「売られすぎ」や「買われすぎ」という相場の過熱感を判断できますよ。
つまりトレンドの弱まりがわかるので、順張りでのエントリーを控える基準になります。
ちなみに「オシレーター」は「振り子」や「振り幅」という意味で、相場の上下の振れ幅を指します。
ポイント
オシレーター系指標の活用方法
オシレーター系の指標は、トレンドの終了が近いことを示すサイン(ダイバージェンス)が出たときに、順張りでの取引を控えるために使います。
ダイバージェンスとは、ローソク足がトレンドと同じ方向に進んでいても、同じ時間のRSIやストキャスティクスの数値は反転している現象のことです。
注意ポイント
バイナリーオプション順張りエントリーのタイミング3つ
バイナリーオプションで順張りするときのエントリーのタイミングがわかれば、より大きな利益が狙えます。
トレンドの初動にうまく乗れると、より大きな利幅が確保できるからです。
エントリーのタイミング3つ
- 押し目や戻りが起きたとき
- レンジブレイクが起きたとき
- 相場に勢いがあるとき
順張りでエントリーすべき3つのタイミングについて、以下で詳しく解説します。
エントリータイミング1:押し目や戻りが起きたとき
ひとつ目のタイミングは、トレンドの押し目や一時的な戻りです。
その理由は、トレンドが発生しているときに一時的にトレンドとは逆方向に相場が動いた場合でも、元のトレンドに戻る可能性が高いからです。
上記の理由から、トレンドと逆方向に相場が動いたタイミングでエントリーをすれば、利益を得られやすくなりますよ。
ちなみに上昇トレンドが一時的に下降したときに買いでエントリーすることを「押し目買い」といいます。
逆に下降トレンドが一時的に上昇したときに売りでエントリーするのは「戻り売り」です。
押し目と戻りが起きる理由
- 押し目:上昇トレンドの途中で、利確や損切りの売りの影響で相場が少し下降することで起きる
- 戻り:下降トレンドの途中で、利確や損切りの買いの影響で相場が少し上昇することで起きる
エントリータイミング2:レンジブレイクが起きたとき
レンジブレイクが起きたときもエントリーのチャンスです。
なぜなら、レンジ相場をブレイクした後はトレンドが発生しやすいからです。
レンジブレイクした方向に沿って順張りでエントリーすれば、利益を得やすくなりますよ。
具体的にはレンジ相場を上にブレイクしたときは買いでエントリーし、下にブレイクしたときは売りでエントリーしましょう。
注意ポイント
エントリータイミング3:相場に勢いがあるとき
3つ目のタイミングは相場に勢いがあるときです。
その理由はローソク足の形や組み合わせ、ひげの長さによっては相場に勢いがあることがわかるからです。
例えば上の画像チャートの場合、黒丸をつけたローソク足が大陽線です。
相場に勢いがあるパターン(大陰線や大陽線)が出現したときに順張りでエントリーすれば、利益が出しやすくなりますよ。
- 大陽線:始値から終値へと為替レートが大幅に上昇することを指す
- 大陰線:為替レートが大幅に下落したときのローソク足を指す
ポイント
どちらのローソク足も、柱の部分が長いのが特徴です。
バイナリーオプションの順張りで稼ぐ手順3つ
実際にバイナリーオプションの順張りで稼げるようになるにはどうすればいいのでしょうか。
順張りで稼ぐ手順3つ
- トレンドを見極める
- 実際の取引で経験を積む
- 取引の記録をつけて検証する
この3つのステップを繰り返すことで、知識を増やして勝率を高められますよ。
ステップ1:トレンドを見極める
まずは相場のトレンドの見極め方を勉強しましょう。
順張りをするためにはトレンドを把握して相場の流れをつかむ必要があるからです。
今の相場だけでなく、過去の相場を含めて分析・検証をして、今の相場の状態を見極めましょう。
具体的にはローソク足と移動平均線の位置関係から、上昇・下降どちらのトレンドにあるのかを判断するといいですよ。
ステップ2:実際の取引で経験を積む
トレンドのつかみ方を勉強した後は、実際の取引で経験を積みましょう。
その理由は知識を勉強しただけでは、実践で思ったように分析できない場合があるからです。
取引の際は自分なりの取引のルールを事前に決めておくと、取引に一貫性を持たせることができて、次のステップ3の検証がやりやすくなりますよ。
取引ルールの例
- エントリーの基準
- 取引をする時間帯(回号)
- 資金管理方法
- 分析方法
ステップ3:取引の記録をつけて検証する
3つ目のステップは、取引の記録をつけてそれを検証することです。
なぜなら取引で利益(あるいは損失)が出た原因や理由を分析すると、将来の取引に活かせるからです。
取引の記録と検証を繰り返しながら取引の経験を積み、取引のマイルールを改善していけば安定して利益を得られるようになりますよ。
具体的に記録すべき項目については、下記を参考にしてください。
取引記録をつける項目の例
- 日付、時刻
- エントリーの条件
- エントリーの理由、根拠
- 相場の状態
- この取引から学んだこと

チャートが使いやすいバイナリーオプションのおすすめ業者2選
順張りするにはチャートを分析して、エントリータイミングを計る必要があります。
ここからは、チャートが使いやすいおすすめのバイナリーオプション業者を2社紹介します。
チャートが使いやすいおすすめ2選
- プラチナチャートプラスが使える:GMOクリック証券の「外為オプション」
- プライムチャートが使える:FXプライムbyGMOの「選べる外為オプション」

プラチナチャートプラスが使える:GMOクリック証券の「外為オプション」

外為オプションおすすめポイント
- ユーザーからの人気と信頼性が高いFX会社が運営
- 経済指標を一目で確認できる
- 「プラチナチャートプラス」で多くのテクニカル指標を使える
38種類のテクニカル指標と25種類の描画オブジェクトを搭載し、自由にレイアウトができる「プラプラチナチャートプラス」を利用できます。
プラチナチャートプラスはチャート画面を最大16分割できたり、チャート上でニュースの確認ができるので値動きの分析がしやすいですよ。
取引画面で経済指標を確認できるので、値動きがありそうなタイミングがわかるのも嬉しいですね。
平日24時間対応の電話サポートがあるので、安心して取引できます。
プライムチャートが使える:FXプライムbyGMOの「選べる外為オプション」

選べる外為オプションおすすめポイント
- 2時間で結果がわかる
- 過去の似たチャートを探す「ぱっと見テクニカル」機能
- 「プライムチャート」で多くのテクニカル指標が使える
54種類のテクニカル指標を搭載し、27種類の描画オブジェクトに対応している「プライムチャート」を利用できます。
画面を最大9分割でき、新しいウィンドウで複数のプライムチャートを起動することもできますよ。
プライムチャートはインストール不要で、WEBで起動したらすぐに利用できるのも良いですね。
現在のチャートと形状が似ているものを過去の記録の中から瞬時に探せる「ぱっと見テクニカル」機能があります。
順張りでバイナリーオプション取引をするときの注意点3つ
「バイナリーオプションでは順張りさえできれば問題ないの?」という疑問に向けて、順張りでバイナリーオプションの取引をするときの注意点を3つ解説します。
注意点3つ
- 逆張りも覚えよう
- 上位足を確認する
- 順張りに向かない時間帯を避ける
それぞれの注意点について、以下で詳しく見ていきましょう。
注意点1:逆張りも覚えよう
ひとつ目の注意点は、トレンドに逆らってエントリーする「逆張り」の手法も身につけることです。
それは順張りだけでは、トレンドが転換したときに利益を出せないからです。
ポイント


バイナリーオプションの逆張りについては、以下のリンク先を参考にしてください。
詳しく知りたい方はこちら
-
バイナリーオプションの逆張り手順3つと役立つインジケーター
この記事で解決できる悩み バイナリーオプションの逆張りがどんな手法なのか知りたい 逆張りを使ってバイナリーオプションで稼ぐにはどうしたらいいの? 自分でもできる逆張り手法を知りたい といった悩みを解決 ...続きを見る
注意点2:上位足を確認する
取引する際は上位足を必ず確認するよう意識してください。
その理由は、たとえ下位足で上昇トレンドが出ていても、上位足だと下降トレンドになっている場合があるからです。
つまり下位足と上位足がどちらも同じ方向にトレンドが出ているタイミングに、順張りでエントリーすると勝ちやすくなります。
たとえば…
注意点3:順張りに向かない時間帯を避ける
3つ目の注意点は、順張りに不向きな時間帯を避けることです。
値動きが激しくて相場の予測が難しい時間帯で取引すると損失を出しやすいからです。
たとえば市場が開く前後の30分間や重要度の高い経済指標が発表される前後は、取引が集中して相場が荒れます。
また、各国の金融市場が休みのときは取引量が減り、通貨の流動性が低下して為替レートが急に変動する場合もありますよ。
取引を避けたほうがいい時間帯
- マーケットオープン前後30分
- 重要経済指標
- 節目時間
- 各国の金融市場の休日
【バイナリーオプション順張り】まとめ
上記で紹介した『バイナリーオプションの順張り取引に役立つインジケーター4つと活用方法』を理解していただくと、今後は順張りのやり方で悩むことはなくなり、順張り手法を使ってバイナリーオプションで稼ぐことができます。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
この記事のまとめ
- 順張りは相場のトレンドの方向に従って取引をする手法
- 順張り取引に役立つインジケーターは移動平均線、ボリンジャーバンド、オシレーター系指標で、オシレーター系指標にはRSIやストキャスティクスがある
- 過去のデータやデモトレードでトレンドの見極めや取引の練習をしてから実際の取引をしよう
チャートが使いやすいバイナリーオプションのおすすめ業者2選
- プラチナチャートプラスが使える:GMOクリック証券の「外為オプション」
- プライムチャートが使える:FXプライムbyGMOの「選べる外為オプション」
『順張りはチャートの動きに沿って取引するだけだし簡単』と最初は思うかもしれません。
ですが安定して利益を出すにはしっかりと練習する必要がありますよ。
また、余裕があれば逆張りの練習をして勝率アップを目指しましょう。