この記事で解決できるお悩み
- バイナリーオプションの仕組みを知りたい
- 倍率を抑えた取引なら100%儲かるんじゃないの?
- そもそもバイナリーオプションは詐欺じゃないの?
こんなお悩みを解決できる記事を用意いたしました!
この記事で解説する「バイナリーオプションの仕組みと取引の手順」を理解すれば、バイナリーオプションに初めて挑戦するあなたでもスムーズにトレード出来ますよ!
なぜなら、長年バイナリーオプションで稼いでいる私が最初に学んだことで、知っているのといないのとでは全然異なるからです。
それでは「バイナリーオプションの仕組みと取引の手順」を解説しますね!
※『すぐにバイナリーオプションにチャレンジしたい!』という方は、『バイナリーオプションするなら海外業者より国内会社』をご覧ください!
バイナリーオプションの仕組み
バイナリーオプションとは、目標とするレートに対する未来の位置を、二者択一で選ぶ投資方法です。
取引終了の時間に目標のレートよりも円安になっているか、それとも円高になっているかを予測します。
自分の予測通りの方向に動いていれば利益獲得で、逆方向に動いていれば損失となります。
【前提】目標レートと現在レートの関係性
バイナリーオプションの仕組みを理解するために必要な知識のため、しっかりと覚えておきましょう。
目標レートが遠いほどペイアウト倍率は高い
目標レートが現在位置より遠い位置にあり、なおかつ目標レートを超える予測であれば、ペイアウト倍率は高くなります。
予測が当たるためには、大きくレートが動く必要があるからですね!
たとえば約20倍のギャンブル的な高倍率にもなりえます。
目標レートに近いほどペイアウト倍率は低い
目標レートが現在レートと近い位置にある場合には、上下のどちらの予測にしてもペイアウト倍率は平均的になものになります。
先ほどとは逆に初心者でも予測を当てやすいからです。
一回でおおきな利益にはならないので、利益を出していくためには高い勝率が必須となります。
バイナリーオプションの基礎用語5つ
バイナリーオプションで頻出の基礎用語5つを説明します。
仕組みを理解するのとともに、最低限これらの用語だけはしっかりと覚えておきましょう。
バイナリーオプション基礎用語
- 判定時刻
- ペイアウト倍率
- 目標レートと目標レンジ
- ラダー取引
- レンジ取引
基礎用語1:判定時刻
判定時刻とは、バイナリーオプション取引の結果判定が行われる時刻です。
業者によっては「判定時間」とも表記しており、オプション購入の前に確認しておくべきですね。
判定時刻までの残り時間が僅かのタイミングでのエントリーは予測しやすいので、当然ながら勝ったときに得られる利益は小さいです。
基礎用語2:ペイアウト倍率
ペイアウト倍率とは、予測が当たっていた場合に、投資した金額に対する払い戻しの倍率を表した数値です。
国内会社では1枚(1lot)購入に対しての払い戻しが1,000円で固定されているため、1枚(1lot)の購入金額が安いほど相対的にペイアウト倍率が高くなります。
目標レートとの距離や残り時間で変化します。
ペイアウト倍率の算出方法
ペイアウト倍率 = 1,000円 ÷ 1枚あたりの購入金額
【例】560円で買った際のペイアウト率
1,000円 ÷ 560円 =1.78倍
基礎用語3:目標レートと目標レンジ
目標レートとは、判定時間に円高円安のどちらに動いたのかを判断する基準になるレートです。
目標レンジは一定の範囲が対象で、判定時間にその中に収まっているか外にいるかの基準のレート幅と指します!
基礎用語4:ラダー取引
ラダー取引とは、判定時間に目標レートよりもハイかローかを予測する取引方法です。
バイナリーオプションではもっとも基本となる取引方法なので、その仕組みを理解しておきましょう。
円安か円高かどちらかの方向へ相場が動いているトレンド相場に向いている取引方法です。
基礎用語5:レンジ取引
レンジ取引とは、判定時間にレートが目標レンジに収まっているか、外れているかを予測する取引方法です。
レンジ取引は取り扱いのある業者と無い業者があるので、事前に調べておきましょう。
相場が円安円高のどちらにも大きく動かないレンジ(持ち合い)相場に相性の良い取引方法です。
バイナリーオプションとFXの仕組みの違い5つ
バイナリーオプションは為替の取引であるFXとは何が違うのか、以下の点に着目して比較します。
FXとの比較項目
- 投資額
- レバレッジ
- 1トレードにかかる時間
- 利益と損失の幅
- ロスカット
違い1:投資額
バイナリーオプションは、1lotあたり約50円~1,000円で取引可能です。
これに対してFXは会社ごとに最低取引単位が決められており、少額といわれる1,000通貨でも約10万円が必要になります。
FX特有の最大25倍のレバレッジを活用すれば約4,000円から取引できますが、その分大損失につながるリスクも大きくなるのです。
違い2:レバレッジの仕組み
FX最大の特徴でもあるレバレッジは、少ない資金でも多くのポジションを運用できて、利益も大きく得られます。
その反面、大損失につながるリスクも大きくなるのですが、バイナリーオプションにはレバレッジ仕組みそのものがありません。
つまり、手持ちの資金以上の投資をすることは出来ません。
違い3:1トレードの時間
1トレードにかかる時間は、バイナリーオプションは判定時刻で必ず決済されるため、1回号につき平均2~3時間以内です。
FXは超短期取引のスキャルピングや、1日単位で行うデイトレード、中長期で行うスイングトレードなど自分の好きなように調節出来ます。
違い4:利益と損失の幅
FXでは相場の変動幅によって損益が左右されるため、利益幅も損失幅も制限がありません。
それに対して、バイナリーオプションの1枚あたりの利益は「1,000円-購入金額」です。
損失も投資した金額が失われるだけなので1枚あたりの損失は最大でも1,000円まで、1トレードの中で損失額が膨らむということがありません。
違い5:ロスカット
FXには、含み損が大きくなると資産以上の損失を防ぐために、FX会社が自動的に強制決済する「ロスカット」という仕組みがありますが、講座内の証拠金がなくなるので意図せぬ大損もあります。
バイナリーオプションはそもそも一定時間後に必ず決済されるシステムのため、ロスカットが存在しません。
損失が加速度的に膨れ上がって業者にロスカット(強制決済)される心配もありませんよ。
バイナリーオプションのメリット・デメリット
バイナリーオプションの、メリット・デメリットを解説しますね。
長所と短所を正しく理解しましょう!
バイナリーオプションのメリット
バイナリーオプションのメリットは、約50円の低投資から取引可能な点です。
FXのようにレバレッジを使わなくても、少額の投資が可能なのです。
投資以上の損失が出ないのでリスクコントロールをしやすく、相場にほとんど変動がなくても予測さえ当たっていれば一定の利益を得られるのも大きな利点ですね。
バイナリーオプションのデメリット
手軽に行えるバイナリーオプションには、仕組みがシンプルなだけにギャンブル的な取引になりやすいデメリットもあります。
根拠なく取り戻そうとして散財するパターンが多く、損失が続いても熱中しすぎないようにしなければいけません。
また、バイナリーオプションは1回毎の利益は少ないので、大きく稼ぐには繰り返しトレードする必要があることもデメリットですね。
バイナリーオプションするなら海外業者より国内会社
バイナリーオプションをするには、安心安全な国内会社をオススメします。
なぜなら、海外業者は日本の金融庁の認可を受けておらず、出金トラブルなどが多数報告されているからです。
国内でバイナリーオプションを提供している業者から、厳選した2社を紹介します。
はじめてのバイナリーならGMOクリック証券「外為オプション」
GMOクリック証券が取り扱う「外為オプション」は、未経験者にオススメです!
FXで取引高7年連続世界(※)のGMOクリック証券が運営しています。
初めての方にも見やすいスマホアプリは、上級者の方まで使える高機能のテクニカルチャートも利用できます。
ラダー取引での取引ができ、バイナリーオプションの仕組みを身につけられますよ!
※ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月
取引パターンを色々試したい方はYJFX!の「オプトレ!」
さまざまな取引パターンでトレードしてみたい方には、YJFX!の「オプトレ!」がオススメです!
インターネット大手のヤフーグループが運営しているYJFX!の「オプトレ!」は、1日に取引可能な回数が11回と他社よりも多いのが特徴です。
通貨ペアも8種類あるため、1日に最大で88回の取引チャンスを得られます。
ラダー取引とレンジ取引を選択可能な点もポイントですね!
バイナリーオプション取引の仕組みと手順5つ
バイナリーオプションとFXの仕組みの違いを理解したら、実際にトレードする際の手順を学びましょう。
ここでは、GMOクリック証券「外為オプション」で米ドル/円のラダー取引を選択した場合の5つの手順を解説します。
step
1通貨ペアを選ぶ
step
2目標レートを決める
step
3目標レートよりも「円高」になるか「円安」になるかを決める
step
4取引枚数を決める
step
5取引内容を確認して確定する
ステップ1:通貨ペアを選ぶ
最初のステップは通貨ペアを選ぶことです。
この解説では米ドル/円を選択しますが、その他にもユーロ/円などの選択肢もあります。
GMOクリック証券「外為オプション」では、5つの通貨ペアの中から選べますがどの通貨ペアでも、取引方法自体は同じです。
ステップ2:目標レートを決める
次に、円高/円安の基準となる目標レートを決めましょう。
目標レートとして選択できるレートが、チャート右側に「104.20」のように表示されているので、どれかを選択します。
目標レートが現在のレートから離れれば離れるほど、円高円安それぞれのペイアウト倍率に差が発生します。
ステップ3:目標レートよりも「円高」になるか「円安」になるかを決める
判定時刻に、ステップ2で決めた目標レートを基準に、円高になるか円安になるかを決定します。
バイナリーオプションでは判定時間の位置で勝敗が決まるので、途中ではどちらにいてもあまり関係ありません。
現在のレートから離れるほど1枚あたりの購入金額は安くなる=ペイアウト率が高まります。
ステップ4:取引枚数を決める
次に、購入する枚数(lot数)を決めましょう。
購入金額 × 取引枚数(lot数) = 総購入金額が表示されるので、「もし予測が外れたらこの金額が無くなる」というイメージを持っておきましょう。
ステップ5:取引内容を確認してエントリーする
注文を確定する前に、取引内容に間違いはないか確認しましょう。
通貨ペア、目標レート、円高か円安か最終チェックをした後に、オプションの購入ボタンを押すようにしてくださいね!
あとは判定時間を待つだけですよ!
バイナリーオプションをする際の注意点2つ
バイナリーオプションをする時に、知っておいてほしい2つの注意点を紹介します。
注意ポイント
- 高額ツールを買わせる詐欺
- 利益を得たら確定申告が必要
注意点1:高額ツールを買わせる詐欺
「必ず儲かる自動売買ツール」なんて謳っている自動売買ツールは利用しないようにしましょう。
国内会社では自動売買ツールの使用を認めておらず、高いお金を払ってもムダになるからです。
そのうえ、ネットなどで「毎月の高額収入」などと謳っている高額ツールの販売は、過大広告にあたり、信用できません。
役に立たない商品を高く売りつける詐欺のため、間違っても購入しないように注意しましょう。
注意点2:利益を得たら確定申告が必要
バイナリーオプションで一定の年間利益を得たら、確定申告が必要です。
なぜなら、自分の収入を税務署に確定申告して、所定の方法できちんと納税するのが日本国民の義務であり、怠った場合は「脱税」となるからです。
確定申告が必要な条件は、以下の通りに会社員とそれ以外で異なります。
確定申告が必要になる条件
会社員など給与所得がある方・・・年間で20万円以上の利益
専業主婦など給与所得がない方・・・年間で38万円以上の利益
赤字でも確定申告をしておくメリット
マイナスだった年も確定申告をしておくと、申告した年から最大3年間まで損失を繰り越せます。
去年まで赤字続きだったのに、今年突然かなりの利益が出た!という場合にメリットが大きいです。
注意点としては、3年のうち1年でも確定申告をしていない年があれば、一旦繰り越しはリセットされます。
節税としての意味合いも強いので、出来れば毎年確定申告しておきましょう。
確定申告についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください!
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FX税金で悩むサラリーマンに教える!確定申告4ステップ
この記事は、FXをするサラリーマンが確定申告をする方法がわかる記事です。内容は、FXの税率、計算方法、確定申告の簡単な方法、サラリーマンにおすすめのFX会社、会社にバレずに確定申告をする方法など、確定申告でお悩みのサラリーマンを助けます!
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バイナリーオプションの仕組みを正しく理解して取り組もう!
上記で紹介した「バイナリーオプションの仕組みと取引の手順」を理解すれば、初めてバイナリーオプションに挑戦するときにも戸惑うことなく、スムーズに取引が可能です。
それでは最後にこの記事のおさらいです。
この記事のおさらい
- バイナリーオプションにはラダー取引、レンジ取引の2種類の取引方法がある
- 損失額が限定されているバイナリーオプションは、リスクコントロールがしやすい
- シンプルなだけに、熱くなりすぎないように注意する必要がある
バイナリーオプションは、仕組み自体はとてもシンプルです。
シンプルゆえに、勉強せずにチャレンジする方が多いのですが、「投資」であることを意識して取り組みましょうね。