FXの取引に欠かせないチャートソフトですが、無料から有料のものまで種類はさまざまです。そのため、これからFXを始めようと思っている人やFX経験者でもチャートソフト選びに悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
DMMFXプレミアチャートは、シンプルな操作性と視覚的にわかりやすいデザインで初心者の人でも簡単に使いこなせます。
さらに、29種類の多彩なテクニカル指標を自分に合わせて設定できます。テクニカル指標では経済指標が発表された際の値動きをチェックしたり、画面分割機能で銘柄やタイムスパンごとのチャートを複数同時に確認したりできます。
中級者や上級者の人でも満足の、非常に優秀なチャートソフトです。
今回は、FXに興味のある人なら一度は使っておきたいDMMFXプレミアチャートについて詳しく見ていきましょう。
DMMFXのプレミアチャートの5つの魅力
すでにご紹介したように、DMMFXプレミアチャートはFXをする上で非常に機能豊富で使いやすいソフトです。まずは、その中でもとくに魅力的な機能について紹介していきます。
テクニカル指標が豊富
テクニカル指標はトレンド系が15種類、オシレータ系が14種類あり、合計29種類を使用できます。定番の機能から人気のスパンモデルやスーパーボリンジャーなども使えます。
トレンド系はチャート上に、オシレータ系はチャートの下段にそれぞれ表示され、非常に見やすい画面構成になっています。
経済指標とチャートが連動している
チャート上部の経済指標情報から当該日時の使用発表における予想・結果・前回結果が表示されます。チャートを見ながら経済指標の発表を見逃さず分析できます。経済指標が為替に与えた影響を一目で確認可能な、非常に優れた機能です。
自分好みにカスタマイズ設定できる
各指標のパラメータを自由に設定可能な点に加えて、チャート画面レイアウトの表示設定、ローソク足や背景のカラーも好みに合わせてカスタマイズできます。
色は全部で51種類あり、線色や線種を自分のイメージに合ったものに設定でき、直感的な分析や判断にも役立ちます。
トレンドラインが引ける
FX取引をしていく上で相場の流れを読むためにもトレンドラインは欠かせない基本的な機能です。DMMFXプレミアチャートでは、トレンド系だけではなく、オシレータ系にもトレンドラインが引けるのです。
オシレータ系にトレンドラインを引きダイバージェンスの判断に利用するなど、分析の幅が広がります。
アラート機能でチャンスを逃さない
アラート機能では銘柄とレートを設定すると、その設定条件が満たされた場合にアラート音が1回鳴り、ポップアップで教えてくれます。
アラートは銘柄ごとに最大10個まで設定でき、各銘柄でのチャンスを見逃しません。アラート音は5種類あり重要度や銘柄に応じて音を変えられます。
DMMFXのプレミアチャートの使い方
DMMFXプレミアチャートは上で見てきたように、機能がかなり充実しています。
その分使い方が複雑になってしまうのではないかと心配になるかもしれませんが、安心してください。見た目がすっきりしてかなり見やすく、アイコンも視覚的にわかりやすいので誰でも使えるようにデザインされています。
FXのチャートソフトを使うのがはじめての人は、はじめの内はデフォルト表示で、慣れてきたら各指標を使ってみましょう。
チャート画面
チャート画面は1~6分割の範囲内で選べます。プレミアチャートを開いた時のチャートがメインチャートと呼ばれています。
メインチャートでは1つの為替ペアのチャートと、画面左部に6銘柄のミニチャートが表示されます。このメインチャート以外に拡大チャート、4画面チャート、マルチチャートとして表示方法を変更できます。
拡大チャートではミニチャートを非表示にし、確認したいチャートのみを表示できます。メインチャートと拡大チャートの表示切り替えは各チャート上の虫眼鏡ボタンで簡単に変更できます。
メインチャート画面右上の「4画面チャート」ボタンをクリックすると、ミニチャートで選択しているチャートが4画面表示されるようになり、選択銘柄の各情報が比較可能となります。表示させたい銘柄のミニチャートは赤い四角で囲まれて表示されます。
ミニチャートの別の銘柄をクリックすると4画面チャートの表示をその銘柄に変更できます。4画面チャートの上部でチャート周期・テクニカル・チャートタイプの設定が行えます。
また、メインチャートと同じように、4画面チャートでも画面左上の拡大チャートボタンをクリックしミニチャートの非表示が可能です。
マルチチャート画面では2~6の画面分割を選択でき、用途に応じて使い分けられる便利さがあります。2分割画面の場合には縦画面分割と横画面分割から選べます。
指定した分割画面で、それぞれ異なる銘柄のチャートが表示されます。各チャート上にある銘柄プレートを選択すると、その画面での銘柄・チャート周期・テクニカル・チャートタイプを設定できます。
選択した銘柄プレートは赤く表示されるのでどの画面の設定を行っているのかが一目でわかり、複雑な操作はありません。また、設定を全分割画面に反映させたい場合も、各設定ボタン横のアイコンをクリックするだけなので非常にシンプルでユーザビリティが高いです。
操作方法について
操作方法はすべての機能がシンプルでわかりやすいものとなっていますが、ここでは基本的な共通機能の使い方である、MENU・スクリーンショット・印刷・チャートの色の4つについて紹介していきます。
まずはじめに、画面左上にある[MENU]ボタンを見てみましょう。このボタンをクリックするとWebマニュアルやメインチャート、拡大チャート、マルチチャートなどの画面と簡単な説明が表示されます。クリックすると、選択した画面に移動できます。
チャート画面右上部のカメラアイコンをクリックすると、スクリーンショットを撮ると同時に保存先を選択する画面が表示されます。特定チャートの情報を簡単に撮影・保存可能なため、後から見返して検証する場合には非常に役立つ機能です。
また、カメラアイコンの左横にあるプリントアイコンをクリックすると、印刷画面が表示され、プレミアチャートのすべての画面が印刷可能になっています。
チャートの色は背景色からローソク足、文字やラインに至るまですべてを簡単に変更できます。まずは画面右上部にある「色設定」ボタンをクリックします。すると、色設定画面が開き、各項目ごとに色を設定可能になっています。
色を変更すると、設定画面下のプレビュー画面にも反映されるので見やすさをチェックしながら色選択を行えます。「OK」ボタンをクリックするとチャートに色の変更が反映され、「cancel」ボタンをクリックすると変更を反映させずに色設定画面が閉じます。
DMMFXプレミアチャートの動作環境について
2019年2月時点では、PCのみで利用可能です。
Windows7以上、Mac OS10.13での動作確認がされています。Windowsの場合にはIE11とChrome・Firefoxの最新バージョンで利用でき、Windows10ではMicrosoft Edgeも利用できます。WindowsではSafariの提供が終了したため使用できません。
MacではSafari・Chrome・Firefoxの最新バージョンでプレミアチャートを利用できます。
以下の表でOSの種類とバージョンごとに使えるブラウザをチェックしておきましょう。
プレミアチャートのスペック
DMMFXプレミアチャートまとめ
DMMFXのプレミアチャートのポイントをまとめると次の6点です。
見出し
- 基本的な指標とアドバンスな指標のどちらの機能も搭載
- 経済指標と合わせてチャートを分析可能
- パラメータやカラー、表示方法を自由にカスタマイズ設定可能
- トレンド系だけでなく、オシレータ系にもトレンドラインを引け、幅広い分析が可能
- アラート機能で取引チャンスを逃さない
- チャート画面の分割機能で最大6分割まで可能
DMMFXプレミアチャートはシンプルな操作性と多彩な機能を持ち合わせており、FX取引をする多くの方が満足のいくチャートソフトです。動作環境について確認が必要な注意点はありますが、それ以外では他ソフトと比べてもかなり性能が高いといえます。