【FXのレバレッジ】3つの借金のリスクと4つのリスクを減らす方法

この記事で解決できる悩み

  • FXでレバレッジをかけて失敗すると借金を負うの?
  • どんな流れで借金を負うのか知りたい
  • レバレッジをかけても借金を負わないコツを教えて欲しい

といった悩みを解決できる記事になっています。

この記事で解説する「レバレッジをかけても借金を負わないコツ」を理解すれば、FX初心者でもできます。

なぜなら、私もこの方法で、借金を負うケースと回避方法を知り、安心してFXを始めたいという悩みを解決できたからです。

それでは、以下で「FXのレバレッジで借金を負う3つのリスク」について紹介します。

レバレッジについてはこちらの記事で詳しく解説していますよ
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FXのレバレッジで借金を負う3つのリスク

FXのレバレッジとは、手持ちの資金より多い取引量で取引できる仕組みです。

レバレッジは大きな利益を狙える一方で、大きな損失により借金を負うリスクが高まります。

この見出しではレバレッジの3つのリスクについて紹介します。

見出し

  • リスク1:倍率の高いレバレッジをかける
  • リスク2:為替相場の急激な変動
  • リスク3:取引環境が弱くて注文が通らない

それぞれのリスクについて、以下で詳しくみていきましょう。

リスク1:倍率の高いレバレッジをかける

ひとつ目のリスクは、倍率の高いレバレッジをかけることです。

その理由は、高いレバレッジをかければかけるほど借金をするリスクが高まるからです。

なお、国内では最大レバレッジは25倍で、海外では数百倍~1,000倍といったレバレッジをかけられます。

以下の条件の時に国内FXの損失のリスクにどの程度差があるのか計算してみましょう。

見出し

  • 資金は10万円
  • 1米ドル円が100円から95円に値動きした

レバレッジ1倍の場合

レバレッジ1倍だと、10万円の資金では10万円÷100円=1,000米ドルなので1,000ドル買うことができます。

1米ドル円=95円になったとき円の価格は1,000ドル×95円=9万5,000円になります

なので10万円-9万5,000円=5,000円で損失は5,000円です。

レバレッジ25倍の場合

一方、レバレッジ25倍のとき、資金10万円では10万円×25倍÷100円=25,000米ドルなので2万5,000ドル買うことができます。

1米ドル円=100円のときの円の価格は10万円×25倍=250万円でしたが、1米ドル円=95円になったとき円の価格は2万5,000ドル×95円=237万5,000円になります

なので250万円-237万5,000円=12万5,000円で損失は12万5,000円です。

通常なら証拠金以上の損失が出ないよう、損失が膨らむ前にロスカットされますが、リスク2で説明するようにロスカットが間に合わないと、2万5,000円の借金を負うことになります

リスク2:為替相場の急激な変動

2つ目のリスクは、為替相場の急激な変動です。

なぜなら、相場が急変すると損切りやロスカットが間に合わず、証拠金を超える損失が出る可能性があるからです。

例えば、2015年のスイスフランショックのように数円~数十円の変動が一瞬で起こると、FX会社による強制決済の結果、証拠金残高がマイナスになってしまいます

リスク3:取引環境が弱くてで注文が通らない

3つ目のリスクは、取引環境が弱くて決済注文が通らないことです。

その理由は、FX会社の取引環境が不安定なため、システムダウンやスリッページが発生する可能性があるからです。

決済注文が予定通り約定しなければ、大きな損失につながり、借金を負うリスクが高まります

FXレバレッジの借金リスクを減らす方法4つ

FXレバレッジによる借金リスクを減らす4つの方法を紹介していきます。

じっくり読んで内容を理解して、実践しましょう。

見出し

  • 方法1:レバレッジの倍率を抑える
  • 方法2:為替変動の激しいときは取引しない
  • 方法3:メジャー通貨で取引
  • 方法4:少額で取引する

それぞれの方法について、以下で詳しくみていきましょう。

方法1:レバレッジの倍率を抑える

ひとつ目の方法は、レバレッジの倍率を抑えることです。

その理由は、レバレッジの倍率を下げることで、大幅に借金するリスクを抑えられるからです。

たくさん稼ぎたい気持ちは判りますが、大損するリスクを抑えるためには低レバレッジで取引しましょう。

実際には、レバレッジを1~3倍程度に抑えるといいです。

以下の条件のとき、購入した通貨がロスカットされる損失のラインにどの程度差があるのか計算してみましょう。

条件

  • ロスカットライン:証拠金維持率50%
  • レート:1ドル=100円
  • 売買方向:買い(Ask)
  • 取引単位:1,000通貨

計算式

  • 必要証拠金 = 為替レート × Lot数 ÷ レバレッジ比率(通常は25倍)
  • 有効証拠金=証拠金+含み損益
  • 証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

レバレッジ1倍の場合

レバレッジ1倍のとき、資金は10万円として計算します。

レートが1円づつ下がっていったとき、証拠金維持率は次のように推移します。

証拠金維持率

  • レートが1ドル=100円のとき証拠金維持率は、100,000円÷4,000円×100=2,500% です。
  • 1ドル=99円になったときの証拠金維持率は、99,000円÷3,960円×100=2,500% です。
  • 1ドル=98円になったときの証拠金維持率は、98,000円÷3,920円×100=2,500% です。

この式かわかるように、レバレッジ1倍なら、1000通貨の取引に必要な資金が口座に用意されていることになります

つまり実質的に証拠金維持率は100%を切ることはないので、ロスカットの危険はありません

レバレッジ5倍の場合

レバレッジ5倍のとき資金は2万円として計算します。

証拠金維持率

  • レートが1ドル=100円のとき証拠金維持率は、20,000円÷4,000円×100=500% です。
  • 1ドル=99円になったときの証拠金維持率は、19,000円÷3,960円×100≒480% です。
  • 1ドル=82円になったときの証拠金維持率は、2,000円÷3,280円×100≒60% です。
  • 1ドル=81円になったときの証拠金維持率は、1,000円÷3,240円×100≒30% です。

この式からわかるように、1米ドルが約82円まで下がらなければロスカットされないことが判ります。

米ドルは過去に75.78円まで下落したことがあるので、レバレッジ1倍よりもロスカットされるリスクは多少上がるといえます。

レバレッジ25倍の場合

レバレッジ25倍のとき、資金は4,000円として計算します。

証拠金維持率

  • レートが1ドル=100円のとき証拠金維持率は、4,000円÷4,000円×100=100% です。
  • 1ドル=99円になったときの証拠金維持率は、3,000円÷3,960円×100≒75% です。
  • 1ドル=98円になったときの証拠金維持率は、2,000円÷3,920円×100≒50% です。

つまり、1米ドル円=98円まで下がっただけでロスカットされることが判ります。

米ドル円が1日で2円下がることはじゅうぶんあり得るので、ロスカットされるリスクはかなり高いといえます。

方法2:為替変動の激しい時は取引しない

2つ目の方法は、為替変動が激しい時は取引しないことです。

取引する通貨の国で情勢不安が高まったり、重要な経済指標の発表がある時は、予想外の暴落・暴騰が発生する可能性があるからです。

突然のイベントで為替変動を察知することが難しい場合ももちろんありますが、ポジションを持っている時はいったん決済すれば、借金のリスクを減らせます

土日の取引を避ける

上記の対策の一環として、土日にポジションを持ち越さない方法が効果的です。

なぜなら、決済注文ができない土日の間に悪いイベントが起きて、週明けに急激な為替変動が起きる可能性があるからです。

そのため、金曜の営業日終了までにポジションを全て決済して、土日に持ち越さなければ、借金のリスクを減らせます

もしも土日の間に大きな為替変動があったとしても、ポジションを保有していないのならリスクはありませんね

方法3:メジャー通貨で取引

3つ目の方法は、メジャー通貨で取引することです。

なぜなら、普段から為替の乱高下が激しいマイナー通貨は、何かイベントが起きた時の変動幅も大きくなりやすく、大損するリスクが高いからです。

そのため、マイナー通貨よりも為替変動が安定しているメジャー通貨で取引すれば、借金のリスクを減らせます

方法4:少額で取引する

4つ目の方法は、少額で取引することです。

その理由は、取引額を少なくすることで損失計上のリスクが低くなるからです。

また、低リスクでしっかりと自分の取引感覚を養うことで、借金に発展するような無謀な取引をする可能性も抑えられるメリットもあります。

次に少額で取引できるオススメ口座を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

借金やレバレッジのリスクを抑える!少額OKなFX口座2選

FXを低リスクに行うなら、まずは少額取引が可能なFX口座がオススメです。

少額で取引することで、借金のリスクなくレバレッジのかけ方を覚えられます

ここでは、レバレッジを使ってみたいけれど借金が心配な方にオススメの口座を2つ紹介します。

少額から取引可能なFX口座2選

少額取引を自動に任せる:外為オンライン

外為オンライン

外為オンラインは、FX初心者・自動売買をしたい人にオススメのFX口座です。

1,000通貨単位の取引が可能なので、FX初心者でも最低約4,000円から安心してトレードを始められます。

自動売買「iサイクル2取引」もあるので、取引を自動化したい人にも向いていますよ。

また、受講者の満足度が99.8%のオフラインセミナーや、アナリストによる為替レポートなどのコンテンツも充実しており、FX初心者でも知識を身につけながらステップアップできるのも魅力です!

サポートの充実度なら: YJFX!

YJFX!は、ヤフーグループの充実サポートを受けたいFX初心者にオススメのFX口座です。

1000通貨からの少額取引ができ、業界最低水準の低スプレッド(米ドル/円: 0.2銭)と非常に低リスクなのが特徴です。

また、スマホアプリCymoなどの大手IT企業ならではの使い勝手の良いサービスも多くのユーザーから好評です。

電話サポートも24時間対応してくれるので、初めての人でも安心してFXを始められますね。

注意: FXの借金は自己破産できない可能性アリ

FXで負った損失は、基本的に自己破産可能です。

なぜなら、FXは「投資」であり、破産法上の自己破産ができなくなる条件の「浪費やギャンブル」に当てはまらないからです。

しかし、次の2つの条件により自己破産できないこともあるので確認しましょう。

自己破産できない条件2つ

  • 過去7年以内に自己破産歴がある人
  • 自己破産手続き中に投資する人

条件1: 過去7年以内に自己破産歴がある人

過去7年以内に自己破産歴を持つ人は要注意です。

反省せずにまた借金している」とみなされ、免責不許可となるケースがあります。

過去に自己破産したことがある人は「もう二度と借金しないんだ」という強い反省と決意を示しましょう。

条件2: 自己破産手続き中に投資する人

自己破産手続きの最中に投資をしてはいけません

なぜなら、自己破産後にまた同じ方法で借金をする可能性があるとみなされ、免責不許可となるかもしれないからです

失敗の直後にまた同じことをしてしまっていては、信用されなくて当然ですね。

もしもFXの借金で自己破産ができなかったら?

自己破産の免責許可が下りなかった場合は「個人再生」の手続きをしましょう。

個人再生とは、借金総額が5,000万円未満のときに最大10分の1まで減額できる制度です。

例えば、借金額が3,000万円の場合は個人再生の適用で300万円にできますね。

このように、借金額がゼロにはならないものの返済負担を大きく軽減できます

自己破産や個人再生について詳しく知りたい方はコチラ

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FXレバレッジの借金まとめ

上記で紹介した「レバレッジで借金しないコツ」を実践すると、今後はレバレッジをかけると借金してしまうのかと悩むことは一切なくなり、安全にFXができます。

最後にもう一度、内容を確認しましょう。

この記事のまとめ

  • レバレッジによる借金リスクを減らす方法としては、レバレッジの倍率を抑えて、為替変動の激しいときは取引しないこと
  • マイナー通貨は為替変動が不安定なので、メジャー通貨で取引すること
  • 損切りやロスカットが約定拒否されないように、取引環境が安定したFX会社を選ぶこと

少額取引が可能なFX会社2選

「ロスカットがあるから借金なんて負わないのではないか」と最初は思うかもしれません。

しかし、レバレッジを大きく効かせている時に相場が急変すると危険なので、欲張らずにレバレッジを抑えましょう。

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荒木 教弘

荒木 教弘

当サイト編集長。株・FXトレード歴は約10年。プログラマ経験を活かし、MT4を使った自己流のチャート分析でトレードを開始。すぐに大きく利益を出したが、それ以上の損失を出して資産を減らす、という投資初心者にありがちな失敗を経験。現在は、一回の取引に一喜一憂せず、堅実に利益を積むように心掛けてトレードを継続中。

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