この記事で解決できる悩み
- FXにはどんなリスクが存在しているの?
- FXリスクの対処法とは?
- リスクを減らすために心がけることって?
と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『FXのリスク管理の方法』を理解すれば、リスクを対処しながら安心して取引できます。
なぜなら、私もこの方法でリスク管理ができるようになり、今では大損することなく利益を出せるようになったからです。
それでは以下で『FXリスク5つと安心の管理方法4つ』について紹介します。
FXでリスク管理すべき理由


FXでリスク管理を重要視する理由は、損するリスクを回避できないと稼げないからです。
たとえば100万円の元本が50万円になると、取り戻すための運用比率は100万円時の2倍の利率で運用できないと取り戻せません。
そのため損失を取り戻すくらいなら、最初から大損しないためにリスク管理をした方がいいのです。
ちなみに、安定して稼いでいるFXトレーダーは共通してリスク管理を徹底していますし、『ある程度稼げるようになりたい!』と本気で思っているのであれば徹底しましょう。
FXのリスクは大きく分けて5つ
FXには大きく分けて5つのリスクがあります。
FXのリスクを知っておけば、あらかじめ対策を練ることも可能なので、ぜひこの記事で確認してくださいね。
FX5つのリスク
- 為替変動
- 流動性
- 金利変動
- 物理的問題
- ハイレバレッジ
では以下で、それぞれのリスクについて詳しく解説していきます。
FXリスク1:為替変動
まず最初のリスクとして、為替変動があります。
そもそもFXが『外国為替証拠金取引』なので、世界の経済情勢によって為替変動のリスクがあることは当たり前です。
問題は自分が保有している通貨ペアが、予測している方向と別の方向へ変動し損失を被る場合があることです。
為替変動のリスクの対策2つ
- 時間分散投資する
- レバレッジは1〜3倍で取引する
これだけで為替変動のリスクによるダメージを軽減できるので効果的です!
『時間分散投資』と『レバレッジを1〜3倍で取引』する理由については、のちほど説明します。
FXリスク2:流動性
2つ目のリスクは、流動性のリスクです。
流動性のリスクとは、取引する通貨の参加者が少ない場合、売買のタイミングを限定されてしまうことです。
為替は常に需給のバランスで成り立っているので、買い手と売り手が市場に同時にいないと注文が成立しません。
流動性リスクを回避する方法は1つで、以下のようなメジャー通貨で取引することです。
メジャー通貨2つ
- 米ドル
- ユーロ
メジャー通貨であれば取引参加者も多いので、流動性のリスクを回避できます。
FXリスク3:金利変動
FXリスク3つ目は、金利変動のリスクです。
金利変動リスクとは、保有通貨の国の金利が変動して起きるリスクです。
自分が扱う通貨の国の金利が高かったのが安くなってしまうと、逆に支払わなければならない事態が発生します。
しかし金利変動は防げないので、金利変動の注意点を紹介します。
金利変動の注意点2つ
- 高金利通貨でスワップ狙いをしている人は要注意
- 自分が扱っている通貨の国の金利政策発表は逐一確認する
金利政策発表を逐一確認していれば大損する危険性はないので、以上2つの注意点は必ず意識しましょう。
FXリスク4:物理的な問題
4つ目のリスクは、物理的問題です。
物理的リスクとは以下のような問題があります。
物理的なリスク2つ
- インターネットに接続できず取引できない
- 機器の故障で取引ができない
自身の取引環境に問題が発生すると、取引に影響するリスクもあります。
対策としては、複数のネット回線や複数のパソコンを持っておくことが望ましいです。
もしお金がなくてパソコンが買えないという方は、DMM FXのようなパソコンとスマホ両方にメリットのあるFX会社で取引することも1つの方法です!
FXリスク5:ロスカット(強制決済)
最後5つ目のリスクは、ロスカット(強制決済)です。
ロスカットとは、トレーダーの証拠金(投資資金)を守るために、証拠金が一定のラインを下回ると、FX会社が強制的に決済する制度です。
思いやりのあるいい制度ですが、含み損の状態でロスカットされてしまうと、強制的に取引から退場させられてしまうので大損してしまいます。
対策としては、ロスカット前にはアラートしてくれるFX会社がほとんどですが、証拠金維持率を200%にキープすると安全です。
アラート水準が高く、早めに知らせてくれるFX会社を使う方が安全なので、具体例として人気FX会社2社を載せておきますね。
証拠金維持率とレバレッジの計算方法
GMOクリック証券の証拠金維持率を例に計算方法を紹介していきます。
証拠金維持率の計算式
例えば、口座に100万円入金し、1ドル=100円のときに、10万通貨を保有したとします。
このばあい、計算式は『100万円÷40万円(※)×100 = 250(※必要証拠金:100円×10万通貨×4%)』となり、証拠金維持率は250%です。
また、このときのレバレッジは100円×10万通貨÷100万円で10倍と計算されます。
FXを上手にリスク管理するコツ5つ
次にFXのリスク管理のコツを紹介します。
リスクを回避することは利益にもつながるので、以下5つのポイントをおさえておきましょう。
リスク管理のコツ5つ
- レバレッジ1〜3倍で取引する
- 2%ルールを適用する
- 逆指値注文を使う
- 自己資産の40%以内で取引する
- 時間分散投資をする
では以下で、FXのリスク管理をうまくするための4つのコツを紹介していきます。
コツ1:レバレッジは1〜3倍で取引する
最初のコツは、最高25倍まで倍率を上げられるレバレッジを1〜3倍で取引することです。
理由は、レバレッジは当たれば大きい利益を得ることが可能ですが、負けた場合も同じ倍率がかかるので大損する危険があるからです。
そんなハイリスク・ハイリターンのレバレッジを安全に使用できる領域が1〜3倍になります。
大きく稼ぎたい気持ちはわかりますが、FX初心者は特に意識して取引しましょう!
コツ2:2%ルールを適用する
2つ目のコツは、あらあじめ損切りルールを決めておくことです。
なぜなら、取引で感情に左右された際に損切りラインを決めておけば安全に資金管理ができるからです。
損切りラインとしてトレーダーの中で有名なのが、投資額の2%を損失したら損切りする『2%ルール』です。
投資額の2%のなら損しても問題はないので、安心して取引ができます。
コツ3:逆指値注文を使う
コツ3つ目は、逆指値注文を使うことです。
逆指値注文とは、あらかじめ設定しておいた損切りレートに到達した場合に、自動で損切りしてくれる注文です。
逆指値を設定しておくだけで損切りしてくれるので、手動の発注ができない場合や間に合わないときに活躍します。
モニターに張り付いていられない方、上述した2%ルールでも不安なトレーダーにはオススメの注文方法です!
逆指値注文について知りたい方は、以下の記事に詳しく記載してありますので読んでみてください。
詳しくはコチラ
-
【逆指値注文とは?】指値注文の違いと初心者におすすめの活用術
「FXで儲けるためには逆指値が必須」と言われるほど重要な注文方法です。トレンドに乗って儲ける順張りには必要不可欠です。今より高い値段で買う、今より安い値段で売る。これが逆指値です。逆指値注文を制せばFXのリスクを抑えられる!?そんな逆指値を知ろう。続きを見る
コツ4:自己資産の40%以内で取引する
4つ目のコツは、自己資産の40%以内の余剰資金で取引することです。
なぜなら、自己資産をルールの縛りもなく使っていたら借金する羽目になりかねないからです。
安全に取引するためにも、FXは自己資産の10%〜40%以内の余剰資金で取引しましょう。
自己資産の40%以内なら生活に支障が出ることはないので、安心してFXに投資できます!
コツ5:時間分散投資をする
リスク管理最後のコツは、時間分散投資をすることです。
時間分散投資とは、投資するタイミングを『1箇所』に集中させるのではなく、『何箇所』にも分散をさせる方法です。
投資するタイミングを分散させることで、一気に大損してしまうリスクを回避することが可能になります。
以上5つのリスク管理のコツを意識すれば大損することはないので、ぜひ実践してみてください!
FX取引する際にオススメのリスク管理4ステップ
次にリスク管理をするまでの流れを紹介します。
流れは以下のステップ4つです。
実際に私もこの方法でリスク管理をしたことで大損することがなくなったので、効率よくリスク管理する方法を紹介します。
step
1自分の余剰資金を把握する
step
2トレードスタイルを決める
step
3取引通貨を絞る
step
4少額で練習する
では以下で、リスク管理4ステップを紹介していきます。
ステップ1:自分の余剰資金を把握する
最初のステップは、自分がFXに使っている余剰資金を把握することです。
理由は自分がいくら使っているのかがわからないと、リスク回避できているかどうか比較できないからです。
そしてこれからは、上述した自己資産の10%〜40%以内で取引しましょう。
FXは投資なので、ルールも決めずに取引していたらすぐに一文無しになってしまいます。
そうならないためにも、FXは余剰資金で取引することを意識しましょう。
ステップ2:トレードスタイルを決める
余剰資金を再確認したら、次に自分にあったトレードスタイルを決めましょう。
なぜなら、自分にあったトレードスタイルの方が自分がリスク管理しやすいからです。
以下がトレードスタイル4種類とそのスタイルに向いている人になります。
トレードスタイルの種類
- スキャルピング・・・数十秒から数分
→画面に張り付いていられる人、主婦、サラリーマン - デイトレード・・・一日で完結
→投資初心者、主婦、サラリーマン - スイングトレード・・・数日から数週間
→主婦、サラリーマン、多額の資産を持っている投資家 - 長期トレード・・・半年から数年
→待てる人、メンタルの強い人
どの方法で取引するのかは、自分の生活スタイルなどに合わせてよく考えて決めましょう。
ムリなくリスク管理しようと思ったら、自分のやりやすい環境にトレードスタイルを合わせることがコツです!
ステップ3:取引通貨を絞る
3つ目のステップは、取引通貨を絞ることです。
なぜなら、取引通貨が多いとリスク管理しようと思ってもすべてに目が行き届かず危険だからです。
そのため通貨は上述したようにメジャー通貨で取引しましょう!
メジャーな通貨2つ
- 米ドル
- ユーロ
FXは以上2つのような通貨だけでも十分利益を出すことが可能なので、リスク管理するなら取引通貨を絞るべきです。
スイングトレードでスワップ狙いの場合には、NZドルや豪ドルなどの高金利ではあるが安全な通貨がオススメ!
ステップ4:少額で練習する
最後のステップは、少額で練習することです。
理由は、低リスクで失敗せずに取引するためには少額取引の方が効率がいいからです。
デモトレードも取引の流れを知るには向いていますが、取引の緊張感に欠けてしまいます。
そのためデモトレードではなく、実際に少額で本番の取引をすべきなのです。
では以下で少額から取引できるFX会社3選を紹介します。
少額から取引できるFX会社3選
- 最低4円から取引するならSBI FXトレード
- 少額で自動売買したいならFXブロードネット
- スキャルピングで取引したいならFXプライムbyGMO
低コストで取引したいならSBI FXトレード

SBI FXトレードは、最低4円からの少額取引したい方にオススメのFX会社です。
業界でもっとも少額から取引できるFX会社となります。
1通貨単位から取引が可能で、メイン口座にしているトレーダーも多いです。
また約定力も高いので、セキュリティーが心配なFX初心者にもオススメ!
少額で自動売買するならFXブロードネット

FXブロードネットは、少額で自動売買したい方にオススメのFX会社です。
なぜなら、FXブロードネットは1,000通貨からの取引が可能なので、最低4,000円から自動売買ができるからです。
自動売買であれば設定だけしておけば損切りなどに悩むことなく取引できます。
自動売買をしてみたけど損した時が怖いという方にはオススメです!
スキャルピング取引ができるFXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOは、スキャルピング取引をしたい人にオススメのFX会社です。
なぜなら、スキャルピングを公認している数少ないFX口座の一つだからです。
また、1000通貨単位の少額から取引ができ、約定力が100%と安心なので初心者にもオススメです。
スリッページがなく、注文時のレートで取引が確定するのも嬉しいポイントですね。
FXのリスク管理における注意点
最後注意点として、決めた入金額以上は口座に入れないようにしましょう。
理由は余剰資金を決めていても自分で使ってしまったり、決めた額を超えて含み損になった場合、ロスカットされたら大損してしまうからです。
手間ではありますが、FX取引では口座の中は余剰資金のみにしておくことが重要です。
リスク管理が裏目に出ることもあるので、口座には決めた余剰資金しか入れないように注意しましょう。
FXは勝つことよりも守りが大切
リスク管理のコツ4つ
- レバレッジは1〜3倍で取引する
- 損切りは2%ルールを使う
- 自己資産の40%以内で取引する
- 時間分散投資をする
少額から取引できるFX会社3選
- 最低4円から取引するならSBI FXトレード
- 少額で自動売買したいならFXブロードネット
- 安全に低コストで取引したい人:YJFX!
FXで一番大切なのは、資金管理です。
理由は、FX取引から退場させられてしまったら利益を出すことも出来なくなるからです。
リスク管理をしながら経験を積めば利益は自然と付いてくるので、まずはロスカットされないように取引し続けることを意識してみましょう。
『FXのリスク管理』について理解できたら、次は『自動売買での取引』についての記事を読んでみてください。
自動売買で取引すれば簡単にリスク管理もできるので、自動売買についての知識もつけておいて損はありません。
詳しくはコチラ
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