この記事で解決できる悩み
- FXって危険な投資のイメージがある
- FXは少額取引すれば安全なの?
- 少額取引ができるFX会社が知りたい!
と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『FXの危険性を減らす少額取引のコツ4つ』を理解すれば、安全に取引ができるようになりますよ。
なぜなら私もこの方法で、FXの危険性を正しく理解し、安全に取引したいという悩みを解決できたからです。
まずは、FXは危険な投資ではないことを解説しますね。
※いますぐ『少額取引ができる初心者向けのおすすめFX会社を知りたい!』という方は、『おすすめFX会社3選』をクリックすれば該当箇所まで飛べます!
【はじめに】FXは危険な投資じゃない!


FXは投資なので負けてしまうこともありますが、敗因は必ずあるので、対処法を知っていればFXは危険な投資ではありません。
FXの知識を身につけ、根拠を持って取引をすれば安全に取引ができますよ。
1回の取引に注目すると損失を出すことがあっても、大切なのは継続的にトータルで安定して利益を出すことです。
なぜFXが危険だとされているのか理由5つ
一般的にFXが危険だといわれるのは、次の5つのイメージが定着しているからです。
FXが危険だと言われる理由5つ
- 投資自体が危険?
- FXで借金するから危険?
- レバレッジがあるから危険?
- 詐欺が多いから危険?
- FX会社が倒産するから危険?
それぞれの理由について、以下で詳しく見ていきましょう。
FXについて正しく理解すれば、安全に取引ができるようになりますよ。
理由1:投資自体が危険?
ひとつ目の理由は、FXに限らず投資自体が危険だと思われているからです。
しかし、どんな投資でもリターンだけではなくリスクもあるので、投資自体は危険ではありません。
きちんとリスク対策をすればリターンを見込めます。
大切なのは損失を限定することと、損失が出たときの損失額を想定して投資することです。
理由2:FXで借金するから危険?
FXで借金を抱え、最悪の場合自己破産するといったイメージもFXが危険だと思われる理由のひとつです。
しかしFXには損失を抑える「ロスカット」という仕組みがあるので、FXで借金をかかえる危険性は低いです。
ロスカットとは、含み損が一定の基準を超えるとFX会社側が強制的に損失を確定させ、それ以上の損失拡大を防ぐ仕組みを指します。
ロスカットがあるにもかかわらず、FXで借金をする人は、大負けしても原因を調べずに取引を続けてしまったり、ギャンプルをするような感覚でFXをしている人が多いです。
理由3:レバレッジがあるから危険?
FXで実際の資金以上のお金を動かせる「レバレッジ」は、使い方を誤ると大損しますが上手に使うと大きく稼げるので、単に危険性が高いわけではありません。
ちなみにレバレッジとは、FX会社に預け入れたお金(証拠金)以上の金額で取引できる仕組みです。
取引に慣れるまではレバレッジを抑えて取引すると、大きな損失を防げますよ。
理由4:詐欺が多いから危険?
FXの詐欺は海外のFX会社が関係するケースが多いので、日本の金融庁の認可を受けた国内のFX会社を使えば安全です。
なぜなら海外のFX会社を使って被害に遭っても、日本の金融庁の管轄外なので対処できず泣き寝入りするしかないからです。
この記事で紹介するFX会社は、日本の金融庁の認可を受けている会社なので安心して利用できますよ。
ただ、国内のFX業者の中にも、一部金融庁の認可を得ず無許可で営業をしている会社もありますので、FX業者のサイトに以下のような金融商品取引業者の登録番号の表記があるか、確認しましょう。
ほかには、SNS上で架空の取引ツールや利用できない自動売買ツールを売りつけるといった詐欺行為も報告されていますので、怪しい勧誘を見かけても無視してくださいね。
取引ツールや自動売買のツールはFX会社から公式で配信されているものを使うのがベストです。
理由5:FX会社が倒産するから危険?
FX会社もあくまで一会社なので、業績によっては倒産する可能性もあります。
しかし国内のFX会社は、万が一倒産してもトレーダーの資金が返還される「信託保全」が義務づけられているので、倒産しても預金を失う心配はいりません。
ちなみに海外のFX会社の多くは信託保全を行っていないので、安全性も含めて国内のFX会社を使いましょう。
FXで気をつけるべき危険なリスク4つ


「FXにはどんな危険があるのか教えて!」という方に向けて、FXで注意すべきリスクを4つ解説します。
FXで注意すべきリスク4つ
- 為替相場の変動
- 金利の変動
- 通貨の流動性
- システム障害
それぞれのリスクについて、以下で詳しく見ていきましょう。
リスク1:為替相場の変動
ひとつ目のリスクは、為替相場が変動することで損失が発生するリスクです。
たとえば
1米ドル円=100円のときに1,000米ドル購入して99円に下がると、米ドルの価値が10万円から9万9,000円に下がり、1,000円の損失が出ます。
ただしこのリスクがあるからこそ利益が出せるので、後ほど紹介するコツを押さえながら取引して、為替相場の変動による損失を減らしましょう。
リスク2:金利の変動
金利変動リスクとは、金利が変動して為替相場が上昇・下落することで損失が発生するリスクです。
一般的には金利が上昇すれば通貨としての人気が高まって買いが集まり、為替レートは下落し、反対に金利が下落すれば為替レートは上昇します。
また、もし金利の変動の影響でスワップポイントが下がると、エントリー時に見込んでいた利益額を得られません。
ニュースをこまめにチェックし、各国の経済指標や要人発言、金利の動向を知っておけばこのリスクを抑えられますよ。
リスク3:通貨の流動性
流動性リスクとは通貨を取引する人が減り、取引ができなくなることで損失が発生するリスクです。
市場は買い手と売り手が存在することで相場が成立しますが、買い手と売り手の割合が偏ると取引が成立しなくなり、希望するタイミングで取引ができなくなります。
しかし米ドル円やユーロドルといったメジャー通貨は流動性が高いので、取引するときは気にする必要はありません。
リスク4:システム障害
FX会社のシステムエラーや通信障害によって、取引ができず損失が出る可能性があります。
取引ができない間に相場が不利な方向に進んでも、損切りの決済注文が出せない(約定しない)からです。
通常FX会社は土日にメンテナンスを行っているので、システムエラーが起きることは少ないです。
複数のFX口座を作っておくと、1社にシステム障害が起きても別の会社の口座で取引ができるので安心ですよ。
少額取引ならFXの危険を減らせる!
少額取引をすればFXの危険性を抑えながら取引ができます。
なぜなら、最初から大金で取引を始めると精神的な負担や損失が大きいからです。
FX会社によって1万通貨単位と1,000通貨単位の取引ができますが、FX初心者におすすめなのは1,000通貨取引です。
ちなみに仮想資金を使って取引を体験できる「デモトレード」は、無料で取引の練習ができるメリットはありますが、その一方で、リアルマネーを使う緊張感がないデメリットがあります。
少額取引は1万円からできる
FXは1回の取引で最低限必要な資金が4,000円という会社があるので、少し資金に余裕を持っていれば十分に始められます。
そのため数十万円必要になる株式投資とは違い、FXは給料やお小遣いから捻出できるので取引しやすい投資です。
FXでまずは少額取引をするべきメリット2つ


「FXを少額取引から始めるとどんないいことがあるの?」という疑問を持つ方に向けて、2つのメリットを紹介します。
少額取引のメリット2つ
- 損失額が小さい
- 経験を積める
それぞれのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。
メリット1:損失額が小さい
ひとつ目のメリットは、失敗しても損失が少なくてすむことです。
その理由は、次のように大金で取引するよりも損失額が小さくなり、精神的な負担も減るからです。
1,000通貨 | 1万通貨 | |
---|---|---|
1ドル99円に下落した時の損失額 | 1,000円 | 1万円 |
1ドル95円に下落した時の損失額 | 5,000円 | 5万円 |
※1ドルを100円で買った場合
少額取引をすると、精神的な負担が減って冷静な取引の判断がしやすくなり、損切りも早めにできるので、ロスカットされて大損する危険性が抑えられます。
メリット2:経験を積める
少額取引には損失を抑えながら取引の経験を積めるメリットもあります。
その理由は、FXで勝つためには相場の流れや特徴を知る必要があるからです。
また取引するときのメンタル面の強化もできるので、経験を積めば冷静に取引ができるようになります。
少額取引におすすめのFX会社については次で詳しく紹介します。
少額取引ができる初心者向けのおすすめFX会社3選
「初心者におすすめの少額取引ができるFX会社が知りたい!」という方に向けてFX会社3社を紹介します。
ここで紹介するFX会社はサポートがしっかりしているので初心者でも安心してFXを始められますよ。
では、順番に紹介していきます。
4,000円から取引ができる:LIGHT FX
LIGHT FXトレードのおすすめポイント
- 1,000通貨単位から取引ができる
- 米ドル/円のスプレッドが狭い(取引手数料が安い)
- スマホの取引ツールが見やすい
LIGHT FXは、約4,000円から取引ができるので少額で始めたい初心者におすすめのFX会社です。
スプレッドは全通貨で狭く、特に米ドル/円のスプレッドは0.2銭と業界最狭水準です。
特筆すべきは、約定力99.9%でスリッページが起きない事ですね!
コストを抑えられて少額で、低リスクな取引がしたい方におすすめですよ。
スマホでいつでもどこでも取引するなら:YJFX!
YJFX!のおすすめポイント
- スマホでの取引がしやすい
- メジャー通貨のスプレッドが狭い
- 取引をするとTポイントが貯まる
YJFX!はスマホアプリが有名で、スマホをメインにFX取引したい方におすすめのFX会社です。
スマホアプリの「Cymo」はチャートを見ながらスムーズに取引ができます。チャート機能が使いやすく充実しているので初心者から上級者までとても人気があります。
1000通貨での取引が可能で、米ドル/円やユーロ/円といったメジャー通貨のスプレッドが狭いため取引コストを抑えてFXができます。
ヤフーグループが運営しているFX会社なので取引をするとTポイントが貯まります。
FXを一から勉強できる:外為オンライン
外為オンラインのおすすめポイント
- FXの理解度に合わせたセミナーが受けられる
- FXに関する情報コンテンツが多い
- 自動売買のiサイクル2取引が使える
外為オンラインは全国各地でFXのセミナーを開催しているのでFXを一から学びたい初心者におすすめのFX会社です。
セミナーはFXの理解度に合わせて開催されているので初心者から上級者まで勉強することができます。
最新のマーケットニュースやアナリストレポートが頻繁に配信されているので取引の判断材料にとても役立ちます。
外為オンラインは自動売買の「iサイクル2取引」があります。簡単な設定で24時間自動で取引をしてくれるので、忙しくてチャートを見る時間がない方もコツコツと稼げます。
FXの危険性を減らせる少額取引のコツ4つ


FXの危険性を減らし、安定して利益が出せるようになるには、次の4つのコツを押さえて少額取引するといいですよ。
少額取引のコツ4つ
- 米ドル円で取引する
- レバレッジを3倍までにする
- 順張りで取引する
- 取引の記録をつける
それぞれのコツについて、以下で詳しく見ていきましょう。
コツ1:米ドル/円で取引する
ひとつ目は相場の動きが安定していて暴落する危険性が低い米ドル/円で取引するのがコツです。
また米ドル/円はスプレッドが狭いため低コストで取引でき、情報収集がしやすいメリットもあります。
一方トルコリラやメキシコペソといった新興国通貨は、相場の動きが不安定で変動幅も大きいので、FXに慣れるまでは取引しないほうが無難ですよ。
コツ2:レバレッジを3倍までにする
2つ目のコツはレバレッジを3倍までに抑えて取引することです。
なぜならレバレッジを高くして取引量を増やすと、わずかな相場変動でも大きな損失が出るからです。
レバレッジの損失の差
1米ドル=109円のときに1,000米ドルを買い、1米ドルが108円に下がった場合
- レバレッジ1倍の損失額:1,000円
- レバレッジ3倍の損失額:3,000円
- レバレッジ25倍の損失額:2万5,000円
ちなみにレバレッジとは、FX会社に預け入れたお金(証拠金)以上の金額で取引できる仕組みで、大きな利益を狙える一方、失敗したときの損失額も大きくなるので注意しましょう。
具体的には、証拠金を増やすか取引量を減らせばレバレッジを抑えられます。

レバレッジについて詳しく知りたい方はコチラ
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レバレッジとは?資金効率を最大25倍にできる仕組み
この記事で解決できる悩み FXのレバレッジとは何か知りたい どんなメリットとデメリットがあるの? レバレッジを上手に使うにはどうしたらいいの? といった悩みを解決できる記事になっています。 この記事で ...続きを見る
コツ3:順張りで取引する
順張りで取引するのもコツです。
その理由は相場の流れにあわせて取引すると、取引のタイミングがつかみやすいからです。また順張り方向にトレンドが発生すると、大きく利益を伸ばしやすいメリットもあります。
一方逆張りは相場の流れに逆らう取引なので、予測が外れると損失が大きくなるリスクがあります。
そのため、逆張りはFXに慣れてからにしましょう。
コツ4:取引の記録をする
最後のコツは、取引ごとに記録をつけて振り返ることです。
なぜなら取引を振り返ると利益(損失)を出した理由がわかり、後から客観的に振り返られるので、改善点も見つけやすくなるからです。
はじめは思ったように稼げないかもしれないので、この作業にモチベーションを持ってFXをすることがおすすめです。
何から記録すればいいかわからない人は、次の項目を参考にしてください。
記録するべきこと7つ
- 取引した日時
- 取引した通貨ペア
- 購入した金額
- 相場の状態
- 注文・決済したタイミング
- 結果
- 改善点
FXで危険な少額取引をしないための注意点2つ
いくら少額取引とはいえ、危険な取引をすると大損するので、次の2つに注意しながら取引してください。
危険な少額取引しないための注意点
- 損切りは早めにする
- 経済指標のときは取引しない
それぞれの注意点について、以下で詳しく見ていきましょう。
注意点1:損切りは早めにする
ひとつ目の注意点は、忘れずに損切りをすることです。
なぜなら損切りができないとそのまま含み損が膨らんで、場合によってはロスカットされて大損するからです。
ちなみに損切りとは、現状よりも含み損が膨らむ前に決済して、少ない損失で済ませる方法をいいます。
損切りした後に相場が好転したら悔しいと考えて、なかなか損切りできない人が多いですが、ロスカットされて後悔するよりはマシだと考えてください。

損切の目安について詳しく知りたい方はコチラ
注意点2:経済指標発表のときは取引しない
2つ目の注意点は、経済指標(国の経済に関わる情報)が発表される時間帯は取引しないことです。
その理由は経済指標の発表前後は相場の動きが活発になり、相場の流れが読みにくくなるからです。
保有するポジションがいつの間にか大損している場合もあるので、経済指標が発表される時間までにポジションを決済しておきましょう。
相場に影響を与えやすい経済指標は以下の4つです。
相場が動きやすい経済指標
- 米雇用統計
- FOMC(米中央銀行)政策金利
- 日銀金融政策決定会合
- ECB(欧州中央銀行)政策金利
FXの少額取引に関するQ&A3つ
最後に少額取引を含めたFXのよくある疑問をまとめたので参考にしてください。
少額取引に関するQ&A3つ
- 主婦や学生、無職でも取引できる?
- 少額取引にデメリットはないの?
- 負け続けたらどうすればいい?
それぞれのQ&Aについて、以下で詳しく見ていきましょう。
Q1.主婦や学生、無職でも取引できる?


家族の資産が100万円以上あれば口座開設の審査に通りやすくなると言われていますよ。
Q2.少額取引にデメリットはないの?

少額取引のデメリット2つ
- 損失も少ないが、利益も少ない
- チャンス時に取引量を増やすことができない
Q3.負け続けたらどうすればいい?




【FXの危険性と少額取引のコツ】まとめ
上記で紹介した『FXの危険性を減らす少額取引の4つのコツ』を理解し実践すると、今後はFXの危険性で悩むことは一切なくなり、安全に取引ができるようになりますよ。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
【FXの危険性と少額取引のコツ】まとめ
- FXは危険な投資だと思われがちだが、リスク対策をすれば安全に取引できる
- 少額取引ら損失と精神的な負担を減らせるのがメリット
- 取引の経験を積み、相場の流れや特徴をつかめるようになろう
『利益が少なくなるのに、少額取引っていいの?』と思うかもしれませんが、まずは損失を抑えてコツコツと利益を出しましょう。
そして少額取引で慣れたら、取引する額を増やして利益を伸ばしてください。