【豪ドルは上がる?下がる?】2019年豪ドルの見通し

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豪ドルは先進国の中では金利が高いことや、資源国通貨であることからメインにしてFX取引をしている方も多いかと思います。

そうした方にとっては、今年の豪ドルの動きがどうなるのか、とても気になるところですよね。

これから上がるんだろうか?それとも下がるんだろうか?
今年一年間の豪ドルはどのような動きをするのだろう?

こうした疑問や不安を持ったまま取引をしていては、勝てるものも勝てなくなってしまいます。そこで今回この記事で、豪ドルの現状から2019年の動きを解説していきます。

結論を先にいうと、豪ドルの2019年の見通しは、大きく動く可能性は低いと予想されています。理由を詳しく解説していきますので、これからの取引の参考にしてみてください。

運用通貨としての豪ドルの現状

現状

オーストラリアの政策金利は、2008年には7.25%という高金利でしたが、2011年以降は利下げが続きました。そして2016年8月に1.75%から1.50%に利下げが行われてから、2019年現在まで1.50%のまま維持されています。

過去10年の豪ドルの政策金利は下の表のようになっています。

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2019年1.501.501.50         
2018年1.501.501.501.501.501.501.501.501.501.501.501.50
2017年1.501.501.501.501.501.501.501.501.501.501.501.50
2016年2.002.002.002.001.751.751.751.501.501.501.501.50
2015年2.252.252.252.002.002.002.002.002.002.002.002.00
2014年2.502.502.502.502.502.502.502.502.502.502.502.50
2013年3.003.003.003.002.752.752.752.502.502.502.502.50
2012年4.254.254.254.253.753.753.503.503.503.253.253.00
2011年4.754.754.754.754.754.754.754.754.754.754.504.75
2010年3.753.754.004.504.504.504.504.504.504.504.754.75
2009年4.253.253.253.003.003.003.003.003.003.253.503.75
2008年6.757.007.257.257.257.257.257.257.006.005.254.25
2007年6.256.256.256.256.256.256.256.506.506.506.756.75
2006年5.505.505.505.505.755.755.756.006.006.006.256.25
2005年5.255.255.505.505.505.505.505.505.505.505.505.50
2004年5.255.255.255.255.255.255.255.255.255.255.255.25

オーストラリアの経済は28年連続でプラス成長を続けており、これは世界最長記録です。

景気後退に陥ることなくプラス成長を続けてきたことが豪ドルへの安心材料となって、運用通貨としての人気を得ているのです。

また、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソといった新興国の高金利通貨と比べると、変動リスクが少ないことも豪ドルがスワップ運用通貨として人気を集めている理由です。

しかし、経済はプラス成長をしていますが、足元の景気は減速傾向にあることも事実です。現に利下げが続いている原因のひとつはオーストラリア国内の景気が悪化しているからです。

また、オーストラリアは資源大国として有名ですが、資源価格(原油・鉄鉱石・石炭)が下落していることも経済に影響を与えています。

2019年の見通し

見通し

毎月1回、オーストラリア準備銀行(中央銀行)から政策金利が発表されますが、2月5日の発表では1.50%のまま据え置くことが決定しました。

市場は利上げを期待していますが、およそ2年間1.50%という値をキープしていることもあり、今回の据え置きは多くの投資家やエコノミストの予想通りというのが現状です。

野村証券の予想

野村證券は豪ドル/円の今後を次のように予想しています。

“豪ドルが回復に向かうには、米中通商協議の進展や、年後半に中国景気が安定することが条件になると見られます。

向こう1年間の豪ドルの対円相場レンジを1豪ドル=73.0~86.0円と予想します(従来予想は同76.0~89.0円)。”

また、20年以上にわたって成長を続けていたオーストラリアの景気ですが、その勢いはピークを過ぎたと見ているようです。

“豪州準備銀行(RBA)は2019年3月5日の金融政策会合において28会合連続で政策金利を1.50%に据え置くことを決定しました。

野村證券では、景気下振れに伴うインフレ期待の低下を考慮し、RBAが政策金利を2019年7月および8月に0.25%ポイントずつ引き下げるとの予想に変更しました(従来予測は2020年末まで政策金利据え置き)。”

短期的には豪ドルの上昇が期待できないというのはやや残念ですが、今後利上げされて豪ドル高になる前に少しでも保有しておくのもひとつの手といえます。

ロイター為替予測調査

ロイター通信がアナリストを対象に行ったロイター為替予測調査によると、豪ドルは2019年末までに緩やかに上昇する見込みと予測されています。

“ロイター為替予測調査によると、外為アナリストは豪ドルとニュージーランド(NZ)ドルの見通しを1カ月前時点から引き下げたが、2019年末までに緩やかに上昇すると依然見込んでいる。

アナリスト53人を対象に実施した調査では、1カ月後の豪ドルの予想中央値は0.7100米ドルだった。前回調査の0.7285米ドルと現行水準の0.7140米ドルを下回った。

3カ月後と6カ月後の予想はそれぞれ、0.7200米ドルと0.7300ドルに小幅に引き下げられた。12月には0.7400米ドルになると予想しており、前回予想の0.7500米ドルを下回った。”

1年というスパンで見てみると豪ドルはやや上昇するとのことなので、やはりそれを見越して買っておくことはおすすめの運用術といえそうです。

大和投資信託

大和投資信託は2019 年のオーストラリアの相場展望について、注目ポイントを2つ挙げています。

1つ目は、5 月までに実施予定の連邦政府選挙です。

“現在、野党・労働党の支持率が与党・保守連合の支持率を上回っており、次回の選挙では労働党の勝利が予想されています。

こうした中、12月に発表された最新の見通しでは、2018-19年度の財政赤字が当初の予算から改善するとの見通し(約 7,500 億円※1 豪ドル=81 円で換算)が示されました。

支持率が低迷する保守連合は財政収支の改善を踏まえ、選挙前に景気刺激策を発表する可能性があります。

こうした政策が現実化すれば、インフラ(社会基盤)投資の拡大などにより堅調に推移している経済への追加のプラス材料となることから、選挙と政策の動向に注目です。”

注目ポイントの2つ目は、米中貿易戦争の行方です。

“米中貿易戦争が激化し中国経済が減速した場合、オーストラリアにもその影響が及ぶと懸念されるため、米中の通商交渉には注目です。

ただし、中国政府は景気刺激策を打ち出すことで景気をうまく軟着陸させることができるとみており、中国経済の過度な減速を心配する必要はないとみています。

また、オーストラリアの高品質な鉄鉱石に対する中国の需要は大きいとみられることも、オーストラリア経済を下支えする材料だと考えています。”

豪ドルの動きは中国経済の影響を受けますが、中国政府が打ち出す景気刺激策と、オーストラリアの資源に対する中国の需要の大きさを考えると、2019年にオーストラリア経済が冷え込むことはないとの予想です。

対円相場は底堅く推移

景気

オーストラリアの景気は今後も堅調に拡大することが予想できます。

オーストラリアにとって重要な輸出相手国であるアメリカと中国との間の貿易交渉に進展が期待できることなどをふまえると、豪ドルの対円相場は、今後も底堅く推移していくことが考えられます。

他の先進国と比較して金利水準が高く、国内景気も安定している豪ドルでのFX取引は、中長期的な保有に適した運用方法といえるでしょう。

豪ドルの予想まとめ

まとめ

最後に今回の内容を確認しましょう。

見出し

  • 成長を続けてきたオーストラリアの景気のピークは過ぎた
  • 政策金利は1.50%の据え置きが続く可能性が高い
  • 年末までにやや上昇することが予想される
  • 豪ドルでのFX取引は中長期的な保有に適している

オーストラリアの景気のピークは過ぎたので、これまでのような右肩上がりの勢いは止まるだろうと予想されます。

しかし、豪ドルは先進国内では金利水準が高く、国内の景気が安定しているので、中長期にわたる運用に適した通貨としての人気は衰えないでしょう。

時間をかけてコツコツ稼いでいきたいタイプの方にはおすすめの通貨といえるでしょう。

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