この記事で解決できる悩み
- FX初心者の高校生はなにから勉強すればいいの?
- 高校生がFXの勉強をする方法は?
- 高校生でもFXで稼げるようになりたい!
と悩んでいる方に向けた記事になっています。
この記事で解説する『高校生がFXを始める前に勉強するべきこと』を理解すれば、投資未経験・初心者の高校生でも迷わずにFXについて段階的に学べて、FXの知識を身につけられます。
私は、高校生の時にFXを始めましたが、最短の勉強法を知らずに失敗した経験があります。
しかしその後、FXにしっかり向き合い、大学生からは月10万円ずつ稼げるようになりました。
経験している分、失敗しないコツをわかりやすく紹介できるので、高校生のうちからFXでお小遣い稼ぎがしたい人にはぜひ読んで欲しいです!
まずは、『高校生でもFXができるのか』から説明します。
※『いますぐ高校生が口座開設できるFX会社を知りたい!』という方は、『高校生でも口座開設できるのはSBI FXトレード!』をご覧ください!
【はじめに】18歳以上の高校生でもFXはできる!
20歳未満の未成年は経済的・精神的に未熟であると判断されるため、口座開設ができないFX会社が多いです。
しかしFX会社によっては、18歳以上なら高校生でも口座開設ができます。
ただし高校生が口座開設するためには、保護者の同意書と保護者の本人確認書類が必要です。
そのためFXのメリット・デメリットや、学業に支障が出ないようにFXをする旨をしっかり説明して、保護者の同意を得ましょう。
高校生でも口座開設できるのはSBI FXトレード!

ポイント
- 18歳以上の高校生でも利用できる
- 約4円から取引できる
- 米ドル/円のスプレッド(取引手数料)が狭い
- スマホの取引ツールが見やすい
SBI FXトレードは18歳以上の高校生が口座開設できる唯一のFX会社です。
約4円から取引ができるので、超少額から始められます。
米ドル/円のスプレッドが1~1,000通貨までなら0.09銭(原則固定)、1,001~100万通貨は0.17銭~と他より狭いので取引コストが抑えられますよ。
スマホアプリは文字が見やすく、画面のデザインがシンプルなので使いやすいのもおすすめポイントです。
実際私も使っていましたし、未成年の高校生がFXを始めるなら、SBI FXトレード以外は考えられないくらいオススメです!
高校生がFXを勉強して取り組むべき理由
高校生がFXを勉強して取り組むべき理由は、将来自分の思い通りの生活を実現するための資金を増やせるからです。
社会人になるとFXでお金を増やしたい理由は、生活面を楽にしたい・将来のために備えたいといった焦りや不安な気持ちが多くなります。
一方、高校生は、趣味の資金にしたい・将来したいことへの資金と前向きな気持ちを理由にしています。
FXに対して積極的に取り組めば、勉強へのモチベーションが維持しやすいですよ。
【勉強を始める前に】高校生がFXをする心構え3つ
高校生でもFXはできるものの、必ず利益を出せるわけではないので、FXの勉強を始める前の心構えを3つ紹介します。
FXをするときの心構え3つ
- FXでいきなり大金を狙わない
- 学業へ支障を出さない
- FXの勉強を真剣に取り組む
以下で詳しく見ていきましょう。
心構え1:FXでいきなり大金を狙わない
ひとつ目は、FXでいきなり大きな利益を狙う取引をしないようにしましょう。
なぜなら、明確な根拠を持たずにギャンブルに近い感覚で取引して、大損しやすいからです。
高校生は早く資金を増やしてより多くの利益を狙ったり、利益を贅沢に使いたいと思いがちです。
ただFXで稼いでいるトレーダーたちは『損失を下げること』を一番意識しています。
まずは焦らずにコツコツと取引を重ねて、FXの経験を積んでください。
心構え2:学業へ支障を出さない
2つ目は、あくまで高校生の本業である学校の勉強を優先しながらFXをすることです。
その理由は、FXにのめり込むとチャンスではないタイミングで取引をして、睡眠不足になったり、学校の勉強がおろそかになったりするからです。
例えば、以下のような自分なりのルールを決めて守れば、余計な損失を抑えられるだけでなく、生活習慣を乱さなくて済みますよ。
おろそかにしないルールの具体例
- 夜の9時から10時までしか取引をしない
- 1日に3連敗したら次の日は取引しない
心構え3:FXの勉強を真剣に取り組む
3つ目は、FXについて真剣に勉強することです。
なぜなら、FXで長期的に安定して稼ぐためにはFXの勉強が不可欠だからです。
FXをはじめてもすぐに稼げるわけではないので、本やネット、セミナーを使った勉強と、デモトレードや本番での実践の経験をコツコツと重ねる必要があります。
学校の勉強で手一杯だからといって、FXの知識を十分に習得せずにFXをしても上手くいきません。
高校生からFXをしておくべきメリット4つ
高校生のうちからFXをはじめると、投資やお金に関するスキルや知識が身につくといったメリットがあります。
高校生からFXをしておくべきメリット4つ
- 時間効率よくお金を稼げる
- 資金管理力が身につく
- 世界の情勢や経済を学べる
- 少額から低リスクに稼げる
それぞれのメリットについて、以下で詳しく見ていきましょう。
メリット1:時間効率よくお金を稼げる
ひとつ目のメリットは、FXは効率的にお金を稼げることです。
アルバイトだと、友達と遊ぶ時間や趣味の時間が減るだけでなく、働いた分しか給料がもらえませんよね。
しかしFXは拘束時間が少ないうえ、アルバイトに比べて自分の時間を確保しながらお小遣い稼ぎができます。
さらに高校生のうちにFXで稼げるようになれば、仕事以外の収入源を確保できるので、社会人になってからの生活が楽になりやすいですよ。
メリット2:資金管理力が身につく
2つ目のメリットは、社会人になる前に資金管理能力が身につくことです。
その理由は、FXは利益を出しつつ損失を抑える資金管理が重要な投資だからです。
お金を稼ぐことの難しさや、自分の欲をうまくコントロールしながらお金の使い道を考える力も身につきます。
また資金管理はFX以外の投資でも役立つので、今のうちに身につけておきましょう。
メリット3:世界の情勢や経済を学べる
FXには世界情勢や経済に詳しくなれるというメリットもあります。
なぜならFXの相場は各国の経済情勢や要人発言で動くので、経済ニュースを見たり国の政治を理解して、相場を予測する必要があるからです。
また世界の政治・経済情勢を知っていれば、進学や就職先などを決める判断材料にしたり、面接で聞かれる時事問題で有利になれますよ。
メリット4:少額から低リスクに稼げる
4つ目のメリットは、少ない資金でも安定して稼げることです。
なぜなら、FXは約4円から始められて、相場変動により大きな損失を出すリスクが低いからです。
たとえば、株式で有名な株を買おうとすると、数十万~数百万用意しなければなりません。
また、仮想通貨(暗号資産)は相場変動が激しい、ハッキングなど大きな損失を出すリスクが高いです。
高校生がFXを始める前に勉強すべきこと5つ


勉強すべきこと5つ
- FXの仕組み
- FXの用語
- チャートの見方
- 相場の分析方法
- FXの注文方法
それぞれの勉強内容について、以下で詳しく見ていきましょう。
勉強1:FXの仕組み
ますはFXの仕組みを知っておきましょう。
FXとは、FX会社にお金(証拠金)を預けて、2国間の通貨を売買することで、為替の変動を利用して利益を狙う投資です。
たとえば下記の画像のように、1米ドル円=111円で米ドルを買い、112円に値上がりしたタイミングで米ドルを売れば、差額の1円が利益になります。
逆に値下がりすると予測したときは、1米ドル円=109円で米ドルを売り、108円に下がったタイミングで買い戻せば、1円の利益になります。
勉強2:FXの用語
次にFXで出てくる用語について勉強しましょう。
なぜならFXの用語がわからなければ、本やネット、セミナーなどの解説を読んでも十分に理解できないからです。
FXではたくさんの用語が出てきますが、焦らなくても少しずつ意味を覚えていきましょう。
次の項目で、よく出てくるFXの基礎用語を3つ解説しますが、それ以外の用語について詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。
FXの用語について詳しく知りたい方はこちら
-
【FX用語24個】基礎用語・重要用語・業界用語を簡単に教える!
FXをこれから始める方、また何から始めればいいかわからないという方に、FXを始める前に知っておいて欲しい基礎用語14選を紹介します。実際の取引や売買方法についても解説するので、事前に基礎知識を学んでからFXトレードを始めましょう。続きを見る
FXの基礎用語1:レバレッジ
レバレッジとは、FX会社に預け入れた証拠金よりも大きな金額の取引ができる仕組みです。
2020年1月時点では、個人のトレーダーは最大25倍のレバレッジがかけられます。
そのため、たとえば1万円の証拠金があれば最大25万円分の取引ができますよ。
ただしレバレッジを使って取引量を増やせば、少ない資金で大きな利益を狙える一方、相場が予測と反対に動い場合に損失も大きくなるので気をつけてください。

レバレッジについて詳しく知りたい方はこちら
-
レバレッジとは?資金効率を最大25倍にできる仕組み
この記事で解決できる悩み FXのレバレッジとは何か知りたい どんなメリットとデメリットがあるの? レバレッジを上手に使うにはどうしたらいいの? といった悩みを解決できる記事になっています。 この記事で ...続きを見る
FXの基礎用語2:スプレッド
スプレッドはFX会社が提示する買値と売値の差額です。
スプレッドはFX会社の収益になるので、トレーダーにとってはFXをするときの実質的な手数料になります。
具体的には下記の画像のように、買値(ASK)である100.60円と売値(BID)である100.40円の差額、つまり0.20円がスプレッドです。
ほとんどのFX会社は取引手数料無料といっていますが、このスプレッドが実質手数料としてかかるので注意してください。
スプレッドについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
スプレッドについて詳しくはこちら
-
FXのスプレッドとは?5つの基礎知識と失敗しない為のチェックリスト
FXのスプレッドとは買値と売値の差額です。利益に直結するスプレッド必須知識を5つのポイントをFX初心者に向けて丁寧に解説していきます。計算のしかたは?安いスプレッドとは?どうして変動するの?経費になる?海外口座はどうなの?など、誰もが知りたい質問に全力回答続きを見る
FXの基礎用語3:ロスカット
ロスカットとは、含み損が一定の基準以上に膨らんだときに、FX会社が強制的にポジション(外貨を買っている・売っている状態)を決済して、損失の拡大を防ぐ仕組みです。
ロスカットされると大きな損失が確定するので、ロスカットされないように取引しましょう。
具体的なロスカット対策としては、証拠金を増やすかポジションを少なくして、証拠金維持率を高めに維持することです。

ロスカットについて詳しく知りたい方はこちら
-
FX初心者でもわかるロスカットの仕組みとロスカットを防ぐ方法3つ
ロスカットの仕組みをしっかり理解することで、強制決済を未然に防ぐことが出来ます。たび重なるロスカットでお悩みの方は、現在お使いのFX業者に問題があるかもしれません。このサイトを参考にして貴方にあったロスカット発動条件を是非見つけてください!続きを見る
勉強3:チャートの見方
3つ目は、チャートの見方を勉強することです。
なぜなら、チャートを読めれば相場の流れがわかり、将来の値動きが予測できるからです。
ちなみにチャートは、過去の為替レートの価格や時間をグラフで表しています。
下記の画像はチャートの中でもよく使われる「ローソク足」チャートなので、縦軸と横軸がそれぞれ何を表すのかしっかりと理解して、相場の動きを読めるようになりましょう。
チャートの見方について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね。
チャートの見方について詳しく知りたい方はこちら
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3分で理解!FX初心者でも勝率UPするチャートの見方3つのコツ
この記事で解決できる悩み FXのチャートの見方が知りたい 初心者でも使えるチャート術はあるの? FXのチャートが使いやすいFX会社を教えて! といった悩みを解決できる記事になっています。 この記事で解 ...続きを見る
勉強4:相場の分析方法
さらに相場の分析手法を勉強しましょう。
その理由は、相場の動きを予測できるようになれば、取引するタイミングがわかり、利益を出しやすくなるからです。
ちなみに相場の分析手法には、次の2つの手法(テクニカル分析とファンダメンタルズ分析)がありますが、それぞれの手法には得意不得意があるので、相場の状況にあわせて使い分けましょう。
2つの手法について詳しく知りたい人は、以下のリンク先を参考にしてください。
FXの分析方法
- テクニカル分析:過去のデータから相場の動きを予測する短期取引向けの分析方法
- ファンダメンタルズ分析:経済指標から相場の動きを予測する中長期取引向けの分析方法
勉強5:FXの注文方法
5つ目は、FXの注文方法を勉強することです。
なぜなら相場の状況にあった注文を出せば、狙いどおりに利益を出したり、損失を抑えたりできるからです。
とくに損切りがなかなかできずにロスカットされて大損したくない人は、必ず損切りの決済注文を出しておきましょう。
それぞれの注文方法については、以下の「FXの主な注文方法」を参考にしてください。
FXの主な注文方法
- 成行注文:現在の価格で売買する注文方法
- 指値注文:現在よりも有利な価格になったら売買する注文方法
- 逆指値注文:現在よりも不利な価格になったら売買する注文方法。損切りに使う
高校生におすすめ!FXの勉強のやり方3つ


高校生におすすめのFXの勉強方法3つ
- 本を読む
- FX会社のセミナーに行く
- 動画を見る
それぞれの勉強方法について、以下で詳しく見ていきましょう。
勉強方法1:本を読む
ひとつ目の勉強方法は本を読むことです。
なぜならFXの本は、FXの基本的な内容が抜け漏れなく書かれていて、FXの基礎をまんべんなく勉強できるからです。
また本は、誰でも情報を発信できるインターネットとは異なり、FXの取引の実績がある著者が出版しているので信頼性もあります。
なお本を選ぶときは「必ず稼げる!」や「絶対儲かる!」という派手な表現のタイトルは避けつつ、なるべく出版時期が新しいものを選びましょう。
以下の記事では、FX初心者におすすめの入門書と勉強本を紹介していますので、参考にしてくださいね。
おすすめの本はこちら
-
【2020年版】FX初心者にオススメの入門書3冊と勉強本2冊
この記事で解決できる悩み FXについての基礎知識が得たい 基礎知識の習得におすすめの本が知りたい 基礎知識の中でも押さえるべきポイントが知りたい といった悩みを解決できる記事になっています。 この記事 ...続きを見る
勉強方法2:FX会社のセミナーに行く
FX会社が開催するセミナーに行く方法もあります。
その理由はプロのトレーダーから直接FXについて学べるので、FXのわからないことをその場で聞きながら効率的に勉強できるからです。
なおFX会社以外もセミナーを開催しているものの、詐欺目的の悪質なセミナーもあるので、必ずFX会社が主催のセミナーを選んでください。
ちなみに外為オンラインのセミナーは全国各地で開催されていて、無料で受けられます。
またFXの理解度に応じた講義を受けられるので、自分のレベルにあわせてFXを一から勉強しやすいのも特徴です。
勉強方法3:動画を見る
3つ目の勉強方法は、動画を見ることです。
動画だと図解があったり実際のチャートを用いて解説されるので、より理解が深まるだけでなく、時と場所を選ばず気軽に勉強できますよ。
本に書かれた長い文章を読むのが苦手な人は動画で勉強してみましょう。
とくにYJFX!が提供する初心者向けの解説や、著名人による無料のオンラインセミナーの動画が見れる「YJFX!アカデミー」がおすすめですよ。
高校生でもFXで失敗せず稼げる!取引のコツ6つ

高校生でもFXで失敗せずに安定して稼げるようになるためのコツを6つ紹介しますね

高校生でもFXで稼げるようになるコツ6つ
- 米ドル円で取引する
- チャンスが来るまで待つ
- 順張りで取引する
- 損切りを忘れない
- 自分に合うトレードスタイルで取引する
- 取引の記録をつける
それぞれのコツについて、以下で詳しく見ていきましょう。
コツ1:米ドル円で取引する
ひとつ目のコツは米ドル円の通貨ペアで取引することです。
その理由は、米ドル円は相場の動きが安定していて、暴落するリスクが低いからです。
また米ドル円はどのFX会社を使ってもスプレッド(トレーダーにとっての実質的な手数料)が狭いだけでなく、情報収集もしやすいですよ。
一方トルコリラやメキシコペソといった新興国通貨は、うまくいけば米ドル円よりも稼げるかもしれませんが、相場が不安定で変動幅も大きいので、FXに慣れるまでは取引は控えましょう。
コツ2:チャンスが来るまで待つ
チャンスが来るまで待って取引するのもコツです。
相場の動きを分析して、値動きの方向を示す強いサインが出たときに絞って取引すれば利益を出しやすくなりますよ。
FXの取引のチャンスは毎日来るわけではないので、チャンスが来るまで根気よく待ってください。
チャンスでもないのに取引をしてしまう「ポジポジ病」になると、根拠のないタイミングで取引を繰り返して、余計な損失を重ねてしまうので気をつけましょう。
コツ3:順張りで取引する
3つ目のコツは、順張りで取引することです。
なぜなら相場の流れに沿って取引すれば、取引のタイミングがつかみやすいからです。
また順張り方向にエントリーした後もさらにトレンドが強くなると、大きく利益を伸ばしやすいメリットもあります。
反対に逆張りは相場の流れに逆らう取引ですが、狙える利幅が小さく損失が大きくなるリスクが高いので、逆張りはおすすめしません。
コツ4:損切りを忘れない
取引の前に損切りのルールを決めて、損切り価格まで相場が悪化したら必ず決済するのもコツです。
その理由は早めに損切りをしないと、損失が膨らんでロスカットされて資金の大半を失ってしまうからです。
そのため、含み損が資金全体の2%に達したら損切りをする、サポートラインやレジスタンスラインを超えたら損切りをするなどのルールを決めましょう。
いざとなるとなかなか損切りできない人は、機械的に損切りができるように、エントリーと同時に逆指値の損切り注文を入れておくのも効果的ですよ。
コツ5:自分にあうトレードスタイルで取引する
5つ目のコツは、取引する時間帯や通貨ペアなどを決めて、自分に合うトレードスタイルを決めることです。
そうすれば生活サイクルへの影響やストレスが少なくてすみ、安定して利益を出しやすくなりますよ。
ただし自分のトレードスタイルが確立して、安定して利益を出せるようになるまでは、失敗に備えて少額で取引を重ねましょう。
FX初心者にはその日中に取引が完結する「デイトレード」がおすすめですよ。
取引スタイル | 初心者向き | 取引時間 | 取引回数 | 利幅 |
---|---|---|---|---|
スキャルピング | 〇 | 数秒~数分 | 1日に~100回以上 | 1~10pips |
デイトレード | ◎ | 1日以内 | 1日に~2回 | 10~100pips |
スイングトレード | △ | 数日~数週間 | 数日~数週間に1回 | 100~500pips |
長期トレード | △ | 数週間~1年以上 | 数週間~年内に1回 | 500~1500pips |
コツ6:取引の記録をつける
最後のコツは、毎回の取引の記録をつけて振り返ることです。
その理由は、取引を振り返れば利益や損失を出した原因がわかり、自分のトレードスタイルを改善できるからです。
はじめは思ったように稼げないかもしれないので、取引の記録と改善を重ねることをモチベーションにしてFXをするといいですよ。
FXが初めてで具体的な記録項目がわからない方は、以下の7つを参考にしてください。
記録するべきこと7つ
- 取引した日時
- 取引した通貨ペア
- 取引した金額
- 相場の状態
- 注文・決済したタイミング
- 取引の結果
- 反省点・改善点
大損を防ぐ!高校生がFXをするときの注意点2つ


高校生がFXをするときの注意点2つ
- レバレッジは3倍までにする
- 利益が48万円を超えると扶養外
それぞれの注意点について、以下で詳しく見ていきましょう。
注意点1:レバレッジは3倍までにする
ひとつ目の注意点は、安全に取引するためにレバレッジを3倍以下に抑えて取引することです。
レバレッジが高ければ高いほどより多くの利益を狙えるものの、失敗すると少しの相場変動でもより大きな損失が出ます。
レバレッジの倍率を上げて取引量を増やしたときの損失にどのくらいの差があるのか、以下のシミュレーションを参考にしてください。
レバレッジごとのシミュレーション
1米ドル=109円のときに1,000米ドルを買い、1米ドルが108円に下がった場合
- レバレッジ1倍の損失額:1,000円
- レバレッジ3倍の損失額:3,000円
- レバレッジ25倍の損失額:2万5,000円
注意点2:利益が48万円を超えると扶養外
もうひとつの注意点は、FXによる利益が1年間で48万円を超えると、親の扶養から外れて納税の義務が発生し、確定申告が必要になることです。
ただしアルバイトをして給与所得を得ながらFXをしている場合は、48万円の基準額の計算が異なるので注意しましょう。
令和元年分(平成31年分)は38万円だった扶養控除の基準額が、令和2年から変更されたので、税金の詳細については国税庁のホームページを確認してください。
【勉強の仕方を理解したら】口座開設の簡単な流れ
FXについての勉強方法を理解したら、FXの口座開設をしましょう。
なお口座開設はインターネットから24時間いつでも可能です。
口座開設の申し込みは所定のフォームに住所や氏名、保有資産などの必要事項を入力し、本人確認書類を提出するだけで終わるので、スムーズにいけば5分~10分ほどで完了します。
審査に通れば口座開設完了通知と、取引ツールにログインするためのID・パスワードが届くので、それを使えば取引がはじめられます。
高校生がFXの口座開設から取引ができるまでの6ステップ
高校生がSBI FXトレードで口座開設をするときには、次の6つの手順を踏むとスムーズに口座開設ができて、取引がはじめられますよ。
ちなみに口座開設は無料で、年間の口座維持管理料も一切かかりません。
口座開設から取引ができるまでの6ステップ
- 本人確認書類を用意しよう
- 口座開設入力フォームに記入しよう
- 本人確認書類を提出しよう
- 審査結果を待とう
- 自分の口座にログインしよう
- 自分の口座に入金しよう
それぞれの口座開設のステップについて、以下で詳しく見ていきましょう。
ステップ1:本人確認書類を用意しよう
まずは健康保険証や運転免許証といった本人確認書類を事前に用意しておきましょう。
そうすれば口座開設の申し込みフォームの入力のときに慌てて書類を探す必要がなくなり、口座開設の申し込みがスムーズにできますよ。
なお口座開設にはマイナンバーの提出が必須なので、マイナンバーが記載されたマイナンバーカード、通知カード、マイナンバーが記載された住民票のいずれかを必ず用意しましょう。
高校生は保護者の書類が必要
高校生が口座開設をするときには、保護者(法的代理人)の戸籍謄本、保護者の運転免許証や健康保険証などの本人確認書類、未成年の取引に関する同意書の提出が必要です。
保護者の本籍地が遠方の場合、戸籍謄本の取り寄せに時間がかかるので、早めに保護者に頼んでおきましょう。
また、FXをはじめることについて保護者の同意が得られるよう、高校生のうちからFXをする意義や、学業に支障が出ない範囲でFXをすることをきちんと説明して、同意を得てくださいね。
ステップ2:口座開設入力フォームに記入しよう
次に口座開設入力フォームに、住所・氏名や保有資産といった必要事項を記入漏れや記入誤りに気をつけながら入力しましょう。
入力フォームは1ページしかないので、スムーズにいけば5分ほどで入力が終わります。
長文の約款や注意書きを読むのは面倒かもしれませんが、違反すると口座を凍結されてFXができなくなる可能性もあるので、よく読んで内容を理解したうえでチェックをつけてください。
ステップ3:本人確認書類を提出しよう
口座開設入力フォームの入力がすんだら、ステップ1で用意した本人確認書類を提出して、口座開設の申し込み手続きは完了です。
本人確認書類の提出はメールや郵送でもできますが、スマホやデジカメで撮った写真やスキャナーで取り込んだ画像をオンラインでアップロードするのがコツです。
そうすれば本人確認が早くすみ、審査も早く終わりやすくなりますよ。
ステップ4:審査結果を待とう
口座開設を申し込んだ後は、FX会社から審査結果が返ってくるまで1〜2営業日待ちましょう。
ちなみに審査の基準は非公開ですが、自己資産が足りないと口座開設ができない場合が多いです。
申し込みフォームでも自己資産額の項目がありますが、30万円以上を選択するようにしましょう。
なお自己資産は自分が自由に使えるお金だけではなく、親の資産も含まれます。
実際に保有資産についてFX会社によって細かく調査されることはないので、親の資産も含めて大まかな金額を記載して問題ありません。
ステップ5:自分の口座にログインしよう
審査に通ると取引口座にログインするための情報が書かれた書類が届くので、それを使って取引口座にログインしましょう。
ちなみにSBI FXトレードは、口座開設した日から翌月10日の朝6時までに取引口座にログインすると、新規口座開設キャンペーンとして500円のキャッシュバックがもらえます。
期限までにログインしないともらえないので、口座開設が完了した書類が届いたら早めにログインしてくださいね。
ステップ6:自分の口座に入金しよう
自分の口座に証拠金となるお金を入金すれば、取引ができるようになります。
このときネットバンキングを使った「クイック入金」を使えば、24時間即時に口座に残高として反映され、手数料もかからないのでとても便利ですよ。
そのため、FXの口座開設と同時にネットバンキングの利用登録をしておきましょう。
ちなみにクイック入金は1,000円以上の入金から利用できます。
【高校生がFXで勉強するべきこと】まとめ
上記で紹介した『高校生がFXを始める前に勉強するべきこと』を実践すると、今後はFXの勉強することや勉強方法で悩むことがなくなります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
【高校生がFXで勉強するべきこと】まとめ
- まずはFXの仕組みから勉強し、段階を踏んで勉強しよう
- 損失を抑えながらコツコツと利益を出すことを目指そう
- FXにのめり込まない。学校の勉強を優先しよう
- 18歳以上の高校生が口座開設できるのはSBI FXトレードのみ
『FXをしたいのに、勉強することが多くて大変』と最初は思うかもしれないですが、勉強をすればFXの知識が身につき、取引に役立ちます。
一つひとつ自分のペースで覚えていきましょう!