海外FXでは可能なハイレバレッジ!どんなリスクが潜んでいるのか?

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国内では不可能なハイレバレッジ取引は、海外FXでは可能となっています。しかし、海外FX利用経験がまったくないし、よくわからないので不安だと感じている人も多いのではないでしょうか。

英語が苦手という人ならばなおさら、海外FXに対して慎重になってしまいます。そこで、今回は海外FXで取引すると、どのようなリスクが潜んでいるのか、メリットやデメリットについても解説していくので、興味のある人は参考にしてみてください。

その前に、まずはレバレッジの基本的な説明をしておきます。

レバレッジとは、少ない資金で多くの通貨を購入できるので、初心者にとってもありがたい機能です。当然、知っている人が多いかと思いますので、ここでは簡単に説明します。

米ドル円のレート100円で1万通貨を購入すると、単純に100万円の資金が必要になりますが、レバレッジ10倍に設定すると、10分の1、10万円の資金で購入可能になります。このシステムをレバレッジといいます。

この原理を応用したレバレッジ取引を利用すれば、さらに多くの利益を得るチャンスが増えるすばらしいシステムです。

より多くの利益が期待でき、さらに倍率の高いハイレバレッジについて解説していきます。

ハイレバレッジってどういうシステムなの?
それじゃ、ハイレバレッジのメリットやデメリットも合わせて一緒に見てみよう。

ハイレバレッジ取引が可能?海外FXの特徴

ハイレバレッジ取引が可能?海外FX会社の特徴

海外FXでは国内FXと比べて、レバレッジ取引にどのような違いがあるのでしょうか。海外FXでのレバレッジ取引を見ていきましょう。

海外FXのレバレッジは最大1,000倍も?

驚くほどの数字が出てきましたね。国内のFX会社でしか取引していない人にとっては、この数字は事実なのかと目を疑ってしまうかもしれません。

上記で例題にあげた米ドル円レート100円を1万通貨購入するとき、1,000倍というハイレバレッジで購入すると、たったの1,000円で購入できます。

国内FXでは不可能でも、海外FXなら100万通貨、1,000万通貨が購入可能となるのです。

海外FXではなぜハイレバレッジが可能なのか?

海外FXでは、そもそも金融行政による規制が入っていないからというのが、明確な答えです。ハイレバレッジでも問題がないシステムとなっているため、レバレッジ規制を行っていない国が多いです。

ただし、これはあくまでも海外で容認されているだけであって、絶対にレバレッジ規制にはならないと断言はできません。その国の金融事情によっては、規制をする市場が出てくる可能性は大きいです。

現に「ESMA(欧州証券市場監督局)」では、2018年8月1日からレバレッジ規制を導入しています。メジャー通貨(米ドル、ユーロなど)で30倍、マイナー通貨(トルコリラなど)で20倍となっており、日本では25倍なので同じくらいの倍率です。

ハイレバレッジによる取引のメリット

最大のメリットはやはり利益率の高さです。30万円の資金がある人が、国内FXでの取引をしたときに、取引通貨量としては損失分を考えた枚数でしか取引できないでしょう。

スキャルピングトレードで20pipsしか損失を出さないルールで取引していても、1円のマイナスになる危険性もありますから、レバレッジ25倍でも実際はそんなに多く仕掛けられません。

もろもろ考えると、国内FXで安全対策を考えてスキャルピングトレードするには、せいぜい1万通貨が妥当です。1日に10pipsずつ稼ぐとして、20日換算でひと月2,000円です。

では海外FXの場合、ハイレバレッジ1000倍で見てみましょう。1万通貨1,000円なので、200万通貨での取引を考えてみると、20日換算でひと月40万円にもなります。

こうして考えると、海外FXではより多くの利益が見込めますね。

ハイレバレッジによる取引のデメリット

上記とは正反対のことが当てはまるのですが、利益が何倍にもなると、損失も何倍にもなるということです。

毎日10pipsずつ損失を出すと、国内FXではひと月2,000円のマイナスで済みますが、海外FXの場合は月に40万円もの損失となるので、30万円の元手が0になってしまいます。

多くの利益が望める分、損失も多くなるというのが、ハイレバレッジ取引最大のデメリットです。

ハイレバレッジはリスクが大きすぎる!

ハイレバレッジで取引するのは、ハイリスクハイリターンになるのはわかるかと思いますが、ハイリスクになったときのダメージがとても大きいです。

ハイリターンで大きな利益が出たからと勢いづいてしまい、調子に乗って取引して大損失を出してしまったときに、すべての資金を一気に失うという可能性があります。

しかも、本来手を付けてはいけない資金を投入して、大損失になった場合、目も当てられません。大きく利益を出したあとは、冷静ではいられなくなるので、とても危険なのです。

ハイレバレッジでの取引は、投資運用がギャンブルに変わってしまうため、よく考えてからする必要があります。

なぜ国内FX会社はハイレバレッジで取引できないのか?

海外FXではなぜハイレバレッジが可能なのか?

それでは国内FX会社では、なぜハイレバレッジで取引できないのか原因を説明していきます。

国内ではFX取引にレバレッジ規制が設定されている

国内FXは金融庁が管轄しており、その金融庁がレバレッジを規制しているからです。国内でも昔は400倍で取引できていた頃もありました。それが金融庁により2010年に50倍規制、2011年には25倍に規制されたのです。

国内FXで取引をするメリット

レバレッジが低いため、多くの利益を得るチャンスがないと考えられがちな国内FXですが、安全に資金を運用する貯蓄型をイメージするのであれば、国内FXが最適です。

着実に少しずつ利益を増やしていくのなら、ハイレバレッジは必要ありません。確実に安全を考えて投資運用する場合は国内FXの方が良いでしょう。

海外FXと国内FXの違い

海外FXと国内FXの違い

今度は、具体的に海外FXと国内FXの違いについて解説していきます。どちらがどう良いのか、悪いのかは取引する人や、取引状況によって変わってくるものです。

海外FXと国内FXの違いを見て、どちらが自分に合っているのか確認してみてください。

海外FXと国内FXのメリット・デメリット

それぞれのメリット・デメリットを挙げていますので、海外FXと国内FXの違いを見ていきましょう。

【海外FXメリット】ゼロカットシステムにより借金はなし

最も魅力的なシステム、ゼロカットシステムが導入されている点です。すべての海外FX会社に適用されているわけではありませんが、ほとんどの会社で使える魅力的なシステムと言えます。

どんなに急激に相場が変わっても、資金が0となるだけで、追加で支払いは求められません。ということは、ギリギリの資金での運用ができるのです。10万円を入金し、資金のギリギリまで、買えるだけ買えてしまいます。

ある意味、無責任だとも言えるシステムですが、海外FX会社がマイナス分を補填してくれるおかげで思い切ったトレードができるのが特徴です。

【海外FXメリット】電子取引所取引により透明性が高い

国内FXではほとんどが店頭取引となっていますが、海外FXでは電子取引所取引を採用しています。これは店頭取引では実際のレートとは違うレートでの取引となっていても、実際にやっている人たちにはわかりません。

そして、電子取引所取引では、実際のレート通りに売買でき、データとしてしっかり残るので、とても透明性が高いのです。

【海外FXデメリット】信託保全されていないFX会社が多い

海外FX会社では、信託保全は義務化されていないため、万が一FX会社が倒産した場合、預けてある資金が回収できない危険性があります。

これは最大のデメリットですね。多くの資金を預けて、利益がたくさん出ていた場合、すべてが消えてしまう危険もあります。

海外FX会社を選ぶとすれば、まずはこの信託保全があるかどうかを確認しなければなりません。英語スキルが十分ではないとかなり大変な労力が掛かりそうです。

【海外FXデメリット】出金手続きにはお金と時間が掛かる

海外FXでは、出金依頼をしてから1週間近くの時間が掛かります。急いで出金したくてもできないという点がデメリットとなるでしょう。

それから、海外送金となるため、1回の出金につき、だいたい3,000~5,000円の手数料が取られます。少ない金額での出金はもったいなく感じるかもしれません。

【海外FXデメリット】日本語でのサポートは不十分

一応、日本語対応となっている海外FX会社はありますが、日本語対応スタッフがいるのは、日本時間の深夜から朝方に掛けてということもあります。

日中働いている人にとっては、必要なときに日本語のサポートが受けられないといった問題も出てくるでしょう。

【国内FXメリット】安心・安全性が抜群!

国内FX最大のメリットと言えるのが、この安全性についてです。ほとんどの国内FX会社では信託保全制度が取られており、FX会社が倒産しても預けてある資金は全額戻ってきます。大金を預けるのも安心です。

これなら安心して長い期間でも資金を預けておけるし、安全に資金運用できますね。

【国内FXメリット】海外と比べて低い税率

海外FXで利益を得た分は、国内FXで得た利益とは違う税率になるという点が大きく違います。国内FXで得た利益は一律20.315%になるのに対し、海外FXで得た利益は総合課税となり、すべての課税対象の合計に応じたパーセンテージとなります。

利益が多くなると、最大で55%もの税率になってしまいます。海外FXで大金を稼げたと喜んでいたら、翌年の確定申告で多額の税金を支払う羽目になってしまうということです。

【国内FXメリット】スプレッドが狭く設定されている

国内FXでは、米ドル円では0.3銭のスプレッドを設定しているところが多く、かなり狭いスプレッドとなっています。さらには手数料が無料のところがほとんどです。

海外では手数料に加えて、広めのスプレッドとなっているため、国内FXの方が低コストで取引できます。とくにスキャルピングトレード手法を使いたい人にとって、スプレッドの狭さと約定力がかなり重要です。

一日に数回のトレードをする場合もありますから、できるだけコストは押さえたいのではないでしょうか。

【国内FXデメリット】わかりにくいシステム「追証」

国内FXで特徴的なのが、この「追証」です。少しややこしく感じるシステムですが、「追証」のあるFX会社では、取引証拠金の最低ライン4%を割り込んだときに、追加で入金するとそのポジションを維持できるシステムです。

借金という見方もできますが、どうしてもポジションを持っておきたいという人のための救済措置となります。米ドル円1万通貨レート100円で取引した場合の必要証拠金は4万円です。この4万円を割ったとき、「追証」のないFX会社ではそのまま全決済となります。

「追証」システムを導入しているFX会社では、お知らせが来て猶予を持たせてくれるということです。どうしてもポジションを持っておきたい場合は追加で入金し、決済しても良いなら入金しないという2択から選べるというシステムとなっています。

日本人が取引するなら安心なのはどちら?

ある程度まとまった資産を安全に運用したいなら、断然国内FXがオススメです。信託保全や税率の安さを考えると、圧倒的に有利なのは国内FXではないでしょうか。

海外FXは英語スキルが高く、とても少ない資金で一気に増やしたい人向けと言えます。FX投資をギャンブルではなく安定した投信運用にしたい人は、国内FXを利用すべきです。

まとめ

海外FXは、どのような特徴があるのか、ハイレバレッジによるリスクは何かを中心に解説してきました。海外FXに興味があってやってみたいと考えている人にとって、リスクを知ることはとても重要なポイントです。

海外FXのハイレバレッジ取引は、場合によっては多額の損失が出てしまうことが最大のデメリットです。あとは、税率が高いことや出金手続きに問題があったり、保全信託になっていないFX会社が多いこともあるので、確実に運用するという点から見ると、どうしてもリスクが目立ってしまいます。

まずは自分がどのようなFX取引をしていきたいのか、目的は何かを決めてから、国内FXと海外FX、どちらが良いのかを判断してみてください。

それじゃ、自分がどのようなFX取引をしていきたいか目的を決めてから、国内FXと海外FX、どちらが良いのかを判断してみよう。

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