できるだけリスクを抑えてコツコツと確実に資産運用していきたいと考えている方は多いと思いますが、そんな堅実型の投資を目指す方におすすめなのが「積立FX」です。
これはSBI FXトレードの独自サービスで、定期的に自動で外貨を積み立てるシステムです。
ここでは、積立FXの特徴やメリット・デメリットについて紹介します。
【SBI FXトレード】積立FXとは?
積立FXとは、低いレバレッジで定期的に外貨を購入し、中長期で利益を積み上げていけるシステムです。自動購入が可能なので、デイトレーダーのように、毎日のレート・チャートを見ながら取引をする必要がなく、資金面・精神面ともに安定した運用が可能となります。
高い時には少なく購入し、安い時には多く購入するというドルコスト平均法が手数料の安いFXでできるのが魅力です。
自分の資産に合った無理のない積立が可能で、月に10,000円ずつ積み立てる人もいれば、毎日500円ずつコツコツ積み立てるという人もいます。
【SBI FXトレード】4つの条件を設定する
「購入通貨」「1ヶ月の購入額」「購入頻度」「レバレッジ」の4つを予め設定しておくことで、その条件に合わせて外貨を自動購入してくれます。
購入するタイミングは以下の通りです。
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【毎日購入】毎営業日の午前11時30分
【毎週購入】毎週水曜日の午前11時30分
【毎月購入】毎月26日の午前11時30分
どのタイミングで購入するかを設定しておけば、購入のタイミングに悩むことなく自動でスムーズに取引することができます。
【SBI FXトレード】好きなタイミングでも売買できる
積立FXは自動で定期的に外貨を購入するシステムですが、自分の好きなタイミングで外貨を売買することも可能です。
値動きを見ていて、「ここで利益を確定したい」「追加で買っておきたい」と感じた時には、すぐに注文を入れて実行することができます。こうした点は銀行預金などの積立よりも自由度が高いといえます。
【SBI FXトレード】低リスクで運用できる
SBI FXトレードのFX取引では、最大25倍のレバレッジでの取引が可能ですが、積立FXではレバレッジを1~3倍の中から選んで設定できます。レバレッジを制限することでリスクを抑えて取引することが可能です。
ここで注意が必要なのは、証拠金維持率が30%を下回った場合には、強制的に全てのポジションが決済されるという点です。ロスカットになってしまっては積立FXをしている意味がなくなりますので、なるべくリスクを少なくして取引きすることが大事です。
また、1ドルから購入できるという気軽さも魅力です。少額からでも取引できるので、FX初心者でも始めやすく、続けやすいことも大きなメリットといえます。
【SBI FXトレード】取扱通貨は9種類
積立FXで取り扱っている通貨ペアは以下の9種類です。
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- 米ドル/円
- 英ポンド/円
- 豪ドル/円
- NZドル/円
- カナダドル/円
- 中国人民元/円
- 南アランド/円
- トルコリラ/円
- 香港ドル/円
どの通貨ペアを選択するかは投資する人の自由ですが、現在はやはり高金利通貨である南アランドが特に人気となっています。
高金利通貨を中長期保有することにより、毎日スワップポイントを受け取りながらコツコツ稼いでいくことが可能です。
【SBI FXトレード】デメリットはスプレッドが広いこと
積立FXはSBI FXトレードが提供している「FX取引」とは異なるサービスですので、スプレッドが「FX取引」の基準スプレッドとは異なります。
普通にFX取引するよりも積立FXでのスプレッドの方が高くなっており、これが積立FXの唯一といってもいいデメリットです。
【積立FXのスプレッド】
通貨ペア | スプレッド |
USD/JPY (米ドル/円) | 5銭 |
AUD/JPY (豪ドル/円) | 20銭 |
CAD/JPY (カナダドル/円) | 30銭 |
ZAR/JPY (南アランド/円) | 5銭 |
HKD/JPY (香港ドル/円) | 5銭 |
GBP/JPY (英ポンド/円) | 30銭 |
NZD/JPY (NZドル/円) | 3銭 |
CNH/JPY (中国人民元/円) | 1銭 |
TRY/JPY (トルコリラ/円) | 40銭 |
【SBI FXトレード】の積立について まとめ
FXは一瞬にして大きな損失が出てしまうこともあるため、ギャンブルだという印象を持っている方も多いかもしれません。しかし積立FXであれば、リスクを抑えた安定型の運用が実現できます。
忙しくてトレードする時間がとれない方や、長期スパンで安定して利益を得たいという方は、積立FXでコツコツと利益を積み上げていく投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。