シストレとかストラテジーって何?
初心者はどんなストラテジーを選べば良いの?
おすすめのストラテジー型のシストレ口座が知りたい!
今回の記事では、ストラテジー選択型のシステムトレードについて解説していきます。

くわしくはコチラ
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FXシステムトレード初心者なら○○型を選べ!3つの魅力と口座比較
FXのシステムトレードとは?実績のあるプログラムを選べば自動で取引をしてくれる夢のようなトレードスタイルです。システムを選べばいいだけでしょ?と思っているあなた、実は選ぶまでが超重要。初心者にも扱えるシステムを編集部がチョイスしました!
iサイクル2取引などのリピート型はすでに使っているよ、という方もシストレやったことないけど興味ありって方にもわかるよう説明していきます。
それではまず、ストラテジーとはどういうものか見ていきましょう。
ストラテジーとは?
ストラテジーとは、英語で「戦略・作戦・計画」という意味ですが、システムトレードにおいて「ストラテジー」は売買プログラムのことを指します。
つまりFXの相場において、エントリーと決済のタイミングや条件をどうするのか、というルールです。
ストラテジーは世界中で作られており、その数は膨大です。
FXのシステムトレードで収益を上げ続けるためには、複数のストラテジーを使い分けることが大切になります。
ストラテジーにも得手不得手があるため、相場に合ったストラテジーを判断することが求められます。
例えていうなら、ポ〇モンです。
雷タイプに、水タイプのモンスターで挑んでも勝ちにくいですよね?
草タイプには炎タイプ、雷タイプには地面タイプで挑みましょう!
ストラテジー選択型システムトレードのメリットとは?
ストラテジー選択型のメリットとしては、以下の2つが挙げられます。
ストラテジー選択型のメリット
- 難しい知識は不要
- 無料のものが多い
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
①難しい知識は不要
ストラテジー選択型のメリットは、詳しいFXの知識が無くても、プロ投資家と同様の取引ができることです。
なぜなら、選択の対象となるストラテジーは、世界中の投資家や分析家が作った戦略だからです。
さらに、そのストラテジーを既に使った人たちの結果が実績として公開されているため、自分の判断だけに頼らず取引ができるのです。
②無料のものが多い
また、ほとんどのストラテジーは無料で公開されていますので、低コストでハイスペックな取引ができるというメリットもあります。

そんな時、数多くあるストラテジーの中から、自分が好きなものを無料で選べるのは魅力的です。
また、FX経験はあってもシストレは初めてという方にも、ストラテジー選択型はおすすめです。
なぜなら、専門家が作ったものを選ぶだけで済むからです。
ただし、経験者は慣れてくるとカスタマイズできないことにもどかしさを感じるかもしれません。
ストラテジー選択型のデメリットとは?
一方で、ストラテジー選択型のデメリットとしては、次のような2つが挙げられます。
ストラテジー選択型のデメリット
- 膨大な数の中から選ばなければいけない
- メンテナンスが必要
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
①膨大な数の中から選ばなければいけない
まずひとつ目として、数百種類以上という膨大な数のストラテジーから選ばなければならないことです。
なぜなら、ストラテジーは世界中のトレーダーまたは専門家によって開発されているからです。
選び方に困った時は、ランキングや勝率で絞って検索すると選びやすくなるのでおすすめです。
②メンテナンスが必要
一度選択したストラテジーをずっと使い続けるかと言うと、そうではありません。
自分の投資額に応じてストラテジーを選び直す必要も出てきます。
なぜなら、時間の流れとともに相場の状況が変わるからです。
ストラテジーそのものを作り変えることはできないので、別のものを選びなおしましょう。
乗り換えてすぐは上手く利益が出ないこともありますが、1ヶ月くらいは様子を見て、それでもダメならまた選び直しです。
頻繁に乗り換えたくないという方は、中長期的な運用を目指すストラテジーを探すと良いでしょう。
ストラテジーはどこから選ぶの?


例えば、セントラル短資FXやシストレ24は、口座へログイン後にミラートレードからストラテジーを選び運用することができます。
ミラートレーダーとは?
ミラートレーダーは、ストラテジーが利用できるプラットフォームです。
イスラエルのソフトウェア開発会社「トレーデンシー社」が提供しています。
ミラートレーダーへはFX会社を通してアクセスでき、数多くのストラテジーからFXユーザーは気に入ったものを選んで利用することができます。
以下では、どんなメリットやデメリットがあるのか紹介していきます。
ミラートレーダーのメリット
ミラートレーダーのメリットとしては、特に以下のようなものがあります。
ミラートレーダーのメリット
- ストラテジーが多くて有利
- ダウンロードの手間がかからない
①はミラートレーダー以外のストラテジー選択型でも当てはまることですが、②はミラートレーダーならではのメリットです。
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
①ストラテジーが多くて有利
ミラートレーダーは、数百種類にも及ぶストラテジーを扱っています。
いろいろ試してみて、自分に合うものを自由に選ぶことができるので、選択型シストレで取引するなら、ミラートレーダーのあるFX口座がおすすめです。
②ダウンロードの手間が不要
ミラートレーダーはオンライン上で操作できるので、ソフトウェアのダウンロードが必要ありません。
オンライン上で全部完結するため、一日中パソコンをつけっぱなしにしておく必要もありませんし、レンタルサーバーも不要です。
ミラートレーダーのデメリット
一方、ミラートレーダーには次のような2つのデメリットがあります。
ミラートレーダーのデメリット
- ストラテジーの分析や運用管理がしづらい
- 相場の急変に対応できない
万能に思いがちなミラートレーダーも、弱点はあるということですね。
それぞれのデメリットについて、以下で詳しく解説していきます。
①ストラテジーの分析や運用管理が大変
まず、ストラテジーの分析や運用管理がしづらいことです。
ミラートレーダーを提供しているトレーデンシー社はストラテジー開発がメイン事業です。
そのためプラットフォームの操作性など、使いやすさについてはFX会社のツールに比べると劣ります。
運用管理の手助けをしてくれるツールをFX会社が用意していることもあるのでチェックしてみましょう。

②相場の急変に対応できない
また、相場の急変に対応できないこともデメリットのひとつです。
要人発言や経済指標での変動は、ストラテジーでは対応できません。
そのため、シストレを止めるか手動で売買するしかありません。
ほったらかしにしておけばガッポガッポ稼いでくれるのかと言うとそうではないので、常にマーケットの動きに合わせて手を打っていかなければいけないというデメリットがあります。
ストラテジー選択型システムトレード比較
シストレ24 | セントラル ミラートレーダー |
みんなのシストレ | |
---|---|---|---|
通貨単位 | 5,000~ | 5,000~ | 1,000~ |
通貨ペア数 | 27 | 規定のものから選択 | 23 |
手数料 (1取引当たり) |
0円 | ||
スプレッド (米ドル/円) |
約3.0銭(変動) | 約2.5銭(原則固定) | 約2.5銭(原則固定) |
ストラテジーの数 | 6,000以上 | 660個 | 約10個(プログラムのみ) |
ストラテジーの選び方
それでは、実際にストラテジーをどうやって選べば良いのかについて解説していきます。
「損益曲線」「損小利大」「最大ドローダウン」「勝率の高さ」という4項目の過去6か月のデータを見ると比較的に失敗しにくいのでおすすめです。
損益曲線が好調
損益曲線で損益pipsがプラスになっており、なおかつ右肩上がりになっているものが良いです。
なぜなら、取引を重ねるほど利益を伸ばしている、つまり安定して収益が出せるストラテジーだからです。
良い例として、上記の図をみてください。

また、曲線自体も右肩上がりとなっていることがお分かりかと思います。
一方、これは悪い例です。

曲線自体も右肩上がりではなくデコボコしているのがお分かりかと思います。

損小利大
また、取引結果が損小利大になっているかどうかもポイントです。
なぜなら、損小利大のシステムを使った方が、ストラテジーが相場にはまった時に大きな利益を得られる一方で、不得手な相場に当たった場合は損失を抑えることができるからです。
ちなみに、損益曲線で0のラインより下に行く幅が大きいグラフは、収益が不安定なストラテジーであると言えます。
0ラインの超え幅ができるだけ小さいものを選びましょう。
最大ドローダウン
まず、ドローダウンとは何のことかと言うと、「最大資産からの下落率」を指します。
例えば、資産が300万円ある時に、ドローダウンが30%とすると、300万円×30%=90万円の下落、すなわち210万円まで資産残高が減ってしまったということになります。
結論としては、最大ドローダウンが10%以下のストラテジーを選ぶことをおすすめします。
最大資産から10%の下落に抑えておけば、ロスカットされる心配が減りますからね。
勝率の高さ
ストラテジーでは、勝率はあまり重視しないほうが良いです。
なぜなら、検証結果として出される勝率は、勝った回数>負けた回数だからです。
しかし、FXは損小利大なので、勝った回数が多くても、負けた金額が大きければ意味がありません。
例えば、100回トレードして勝率が70%のストラテジーがあったとします。
1万円の勝ちを70回積み重ねたとしても、2万円の負けを30回出してしまえば、トータルの利益は1万円×70回-2万円×30回=10万円です。
逆に、勝率が50%のストラテジーを使い、1万円の勝ちを50回、5,000円の負けも50回出したとすると、トータルの利益は1万円×50回-5,000円×50回=25万円になり、勝率が70%のストラテジーよりも利益をたくさん出せることが分かります。

おすすめのストラテジー選択型システムトレード
最後に、ストラテジー選択型のシステムトレードにおすすめなFX会社を、2つ紹介したいと思います。
シストレ24
まずひとつ目は、シストレ24です。
インヴァスト証券が運営しているブランドで、2009年からFX取引を取り扱う老舗となっています。
シストレ24は、ミラートレードに加え、独自にストラテジーを収集しているため、ストラテジー数がとても多いのが特徴です。
ちなみに、システムトレードを扱うFX会社の中ではトップクラスの1,500種類を誇り、今でも増え続けています。
セントラル短資FX
ふたつ目は、セントラル短資FXの「セントラルミラートレーダー」です。
セントラル短資FXは、100年という非常に長い歴史を持つ老舗で、長期信用格付においては9年連続第1位を獲得するなど、信頼性の高いFX会社です。
セントラルミラートレーダーでは、全世界300種類以上の厳選されたストラテジーを選ぶことができます。
24時間自動売買が可能なだけでなく、チャートを予測してくれる「みらいチャート」があるなど、初心者でも手軽に取引できるのが特徴です。
ストラテジー選択型システムトレード まとめ
いかがでしたか?

見出し
- ストラテジーとは取引ルールのことで「売買プログラム」を指す
- 「難しい知識が不要」「手数料無料」という初心者でも簡単に始められるメリットがある
- 「膨大な数の中から選ぶ」「相場によって調整が必要になる」というデメリットがある
- ストラテジー選択型のシストレでおすすめなのは「ミラートレーダー」
- ミラートレーダーには「ストラテジーの種類が豊富」「ダウンロードが不要」というメリットがある
- ミラートレーダーには「分析や運用管理がしづらい」「相場の急変に対応できない」といったデメリットがある
- ストラテジー選びのコツは、「損益曲線」「損小利大」「最大ドローダウン」
- 「勝率の高さ」はあまり気にしない。
「ストラテジーが多すぎて、どれを選べば良いのか分からない」と最初は思うかもしれません。
しかし、この記事で紹介した「ストラテジー選びのコツ」を参考にすれば、きっと自分に合うストラテジーが見つかるので、ぜひシストレに挑戦してみてください。