この記事で解決できる悩み
- FXの取引時間は?
- トレードスタイルごとのオススメな取引時間が知りたい
- 変動の少ない取引時間が知りたい
と悩んでいる方の悩みを解決できる記事になっています。
この記事で解説する『取引時間ごとの特徴4つ』を理解すれば、ベストなタイミングで取引でき、勝率もあげられますよ!
なぜなら、私も通貨ごとの活発な時間帯を把握してから勝率が上がったからです。
それでは以下で『取引時間ごとの特徴4つと避けるべきイベント3つ』について紹介しますね。
『効率よく稼げるFX会社で取引したい!』という方は、『取引時間を意識したトレードにオススメなFX会社2社』をクリックすれば該当箇所まで飛べますよ!
FXは24時間取引が可能!
FXは平日であれば24時間いつでも取引できます。
株のような時間が決まっている取引は、サラリーマンはなかなか参加できませんよね。
しかしFXはいつでも取引可能なので、仕事で帰りが遅いサラリーマンや家事で忙しい主婦も、安心してトレードができますよ!
FXが24時間取引可能な理由
世界の市場が開いている時間帯は異なり、常にどこかの取引所が開いているので、FXは24時間取引が可能です。
為替の1日はオセアニア市場から始まり、東京や香港などのアジア、ユーロ圏を通過し、ロンドンからニューヨークへと移っていきます。
そしてアメリカ市場が終わる頃には、オーストラリア市場が始まっています。
市場が途切れなく開いているため、FXは24時間可能なのです。
FXの取引時間は『夏』と『冬』で異なる
FXの取引時間は『夏』と『冬』で異なります。
その理由は、米国や欧州などサマータイム制を導入しており、期間中は為替市場の開閉場時間が1時間早まるからです。
FX会社によっては、メンテナンスで取引ができない時間が『夏』と『冬』でずれる可能性があります。
以下に夏時間と冬時間について記載しているので、あらかじめ把握しておきましょうね!
夏時間と冬時間
- 夏時間(サマータイム)
→期間:3月第2週日曜日〜11月第1日曜日
→取引時間:月曜午前7時〜土曜午前6時(日本時間) - 冬時間(米国標準時間)
→11月第1日曜日〜3月第2日曜日
→取引時間:月曜午前7時〜土曜午前7時(日本時間)
FX会社7社の取引時間を比較
FX会社9社の取引時間についても把握しておきましょう。
FX会社 | 取引時間 |
---|---|
|
【日本時間】 月曜日AM7:00~土曜日AM6:30 【サマータイム】 月曜日AM7:00~土曜日AM5:30 |
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【日本時間】 月曜日AM7:00〜土曜日AM6:50 【サマータイム】 月曜日AM7:00〜土曜日AM5:50 |
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【米国標準時間】 月曜日AM7:00〜土曜日AM7:00 【サマータイム】 月曜日AM7:00〜土曜日AM6:00 |
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【米国標準時間】 月曜日AM7:00〜土曜日AM6:55 【サマータイム】 月曜日AM7:00〜土曜日AM5:55 |
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【米国標準時間】 月曜日AM7:00〜土曜日AM6:55 【サマータイム】 月曜日AM7:00〜土曜日AM5:55 |
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【日本時間】 月曜日AM7:00〜土曜日AM6:50 【サマータイム】 月曜日AM7:00〜土曜日AM5:50 |
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【米国標準時間】 月曜日AM7:00〜土曜日AM6:40 【サマータイム】 月曜日AM7:00〜土曜日AM5:40 |
FXの取引時間ごと特徴4つ
市場によってその値動きには4つの特徴があります。
価格が大きく動く時間帯は利益を狙うチャンスなので、どの市場がどの時間帯に活発に取引されるか知っておきましょうね。
【市場ごとの取引時間4つ】
- 【オセアニア時間】6〜8時
- 【東京時間】8〜15時
- 【欧州時間】15〜21時
- 【ニューヨーク時間】21時〜6時
【オセアニア時間】6〜8時
オセアニア市場の市場参加者は少なく、通常は値動きの乏しい時間帯です。
そのためスプレッドも広がりやすい傾向にあるので、注意が必要になります。
また休み明けの月曜日の早朝にオープンしているのはオセアニア市場だけです。
週末に大きなニュースがあると、値動きは荒くなる可能性があるので、注意しておいてください。
【東京時間】8〜15時
東京時間は日本円が絡んだ通貨ペアの取引が多くなります。
たとえば仲値の決まる9時55分頃までは米ドル/円が活発に取引されるのです。
企業の大口決済が行われる5や0のつく日(ごとお日)や連休前には、海外への支払いのためドル高円安になる傾向があります。
オーストラリアや中国の経済指標が発表される場合も多いため、比較的動きやすいオセアニア通貨は注意しましょうね。
【欧州時間】15〜21時
欧州市場が開くにつれて欧州通貨が活発に取引されるため、ロンドン市場が開く17時からは市場参加者が一気に増え、値動きが活発になります。
また17時~19時は英国やユーロ圏の重要な経済指標の発表があるので、予期せぬ動きも予想されます。
トリッキーな動きも多く、大金で取引していると大損する可能性もあるので、FX初心者は注意が必要ですよ。
【ニューヨーク時間】21時〜6時
21時~2時はニューヨーク市場とロンドン市場は開いている時間が重なるので、大口投資家の参加が増えてきます。
重要な経済指標の発表も多いので、値動きが活発。
そのためトレンドが発生しやすく、この時間帯に発生したトレンドは長続きしやすい傾向にあります。
ただ経済指標発表や要人発言によってトレンドが転換する可能性もあるので、注意も必要です。
その日の対顧客向け基準レートを金融機関が決める時間(ロンドンフィックス)は、日本時間の0時(冬は1時)で、月末にはユーロやポンドが大きく動きます。
またロンドンフィックスのレートは米ドル/円も変動する可能性もありますが、2時をすぎると欧州の株式市場が閉まるため、落ち着いた値動きになりますよ。
知っておくべきFXの取引時間が変わる2つのイベント
平日であれば24時間いつでも取引可能なFXですが、例外の2つのイベントがあります。
知らずに取引していると大損する可能性もあるので、取引できない時間についてあらかじめ把握しておきましょう。
取引時間が変わるイベント
- クリスマス
- 大晦日・お正月
1:クリスマス
取引時間が変わるイベントの1つ目はクリスマスです。
クリスマスは日本以外の市場はほとんど閉まっています。
12月25日が平日であれば7時~15時までは東京市場で取引可能ですが、市場参加者は通常より少ないです。
取引量が少なくなれば、マイナー通貨やボラティリティの高い通貨ペアは値動きが激しくなる可能性があるので、注意しましょうね!
2:大晦日・お正月
2つ目のイベントは、『大晦日・お正月』です。
海外ではクリスマスが重視されますが、日本では大晦日やお正月が重要視されます。
そのため大晦日は、FX会社によって取引可能な時間帯が変わってきます。
FX会社のホームページにイベントカレンダーが掲載されているので、事前に確認しておきましょう。
FXで避けるべき取引時間は2つ
為替相場はさまざまな要因が影響し、値動きは激しくなる場合がありますが、FXで避けるべき取引時間は2つあります。
急な変動は例外ですが、あらかじめ発表スケジュールと時間が決まっているものがあります。
知らずに取引すると大損する可能性がありますので、取引を避けるべき時間帯は押さえておきましょうね。
避けるべき2つの取引時間
- 大きな経済指標の発表前後
- 早朝
避けるべき取引時間1:大きな経済指標の発表前後
1つ目の取引を避けるべき時間帯は、大きな経済指標発表前後です。
理由は米国雇用統計や経済指標の発表前後30分~1時間は、相場が大きく変動する場合があるからです。
為替が大きく動くときはチャンスでもありますが、リスクも存在します。
リスク対策として、必要に応じてすでに持っているポジションは事前に決済して、様子を見て再度ポジションを持つようにしましょうね!
避けるべき取引時間2:早朝
避けるべき時間帯2つ目は、早朝です。
理由は、早朝6時〜8時にかけては取引量が1日の中でもっとも少なく、スプレッドが広がりやすいからです。
早朝に市場が開いているのはクローズ間近のニューヨークと、オセアニア圏の市場です。
原則固定制スプレッドもこの時間帯は例外となっている場合が多いので、低コストな取引を目指すなら早朝からの取引は避けましょうね!
【手法別】FXの取引時間によって順張りと逆張りを使い分ける
相場にはトレンドが発生しやすい時間帯と、持ち合いになりやすい時間帯があります。
トレンドが発生した時には「順張り」、レンジでは「逆張り」を使い分けてトレードすると効率的に利益を上げられます。
そのオススメの時間帯を以下で詳しくご紹介しましょう。
手法ごとのオススメ時間帯
- 順張りにオススメな時間帯
- 逆張りにオススメな時間帯
順張りにオススメな時間帯
順張りにもっとも適しているのはトレンドが発生している時であり、その時間帯は相場がもっとも動く16時~2時頃です。
理由はロンドンとニューヨーク市場が世界の為替取引の半分以上を占めるため、東京市場より資金が流入しやすいからです。
また欧米の投資手法はトレンドフォローが主体なので、トレンドは発生しやすい傾向が強くなります。
【順張りにオススメな時間帯】
- 夏時間:PM4時〜PM7時、PM22時〜AM0時
- 冬時間:PM5時〜PM8時、PM23時〜AM1時
順張りにオススメの通貨ペア4つ
順張りにオススメの通貨ペアは以下の4つです。
上昇トレンドに乗れば大きな利益を獲得可能なので、チェックしておきましょうね。
またメジャー通貨でもあるので、低リスク低コストな取引がしたいFX初心者にもオススメですよ!
【順張りにオススメな通貨4つ】
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- ポンド/円
- ユーロ/ドル
逆張りにオススメな時間帯
逆張りは、上がったり下がったりを繰り返すレンジ相場の上限・下限付近で反転を狙う売買手法です。
オススメの時間帯は、9時~14時の時間帯が適しています。
東京市場は為替市場全体の6~7%の取引量しかないので、相場を大きく動かすようなトレンドが発生しません。
そのためレンジ相場になっている場合は、逆張り手法がオススメですよ!
逆張りにオススメの通貨ペア4つ
逆張りにオススメの通貨ペアは4つあります。
逆張りで投資する場合には、ボラティリティが大きすぎない通貨ペアを選択するほうがリスクを抑えられます。
以下の通貨ペアは、そんな逆張り手法での取引に向いているので、チェックしておきましょうね!
【逆張りにオススメな通貨4つ】
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 豪ドル/ドル
- ポンド/ドル
取引時間を意識したトレードにオススメなFX会社2社
取引時間を重要視した手法での取引にオススメなFX会社2社について紹介していきます。
オススメのFX会社2社
- 早朝に取引するなら:SBI FXトレード
- 時間を有効的に使うなら:GMOクリック証券
早朝に取引するなら:SBI FXトレード
SBI FXトレードは、早朝に取引したい方にオススメのFX会社です。
早朝取引にオススメな理由は、他社と比較しても早朝や経済指標発表時にもスプレッドが広がりにくいです。
そのため、どの時間帯でも安定したコストで取引することができますよ!
また、1通貨(約4円)からの超少額取引が可能なので、「お金」と「時間」の両方が限られているトレーダーにはオススメですよ!
時間を有効的に使うなら:GMOクリック証券
GMOクリック証券は、時間を有効的に使いたい方にオススメのFX会社です。
月曜7時~土曜7時(米国夏時間は土曜6時)までメンテナンスなどで取引は停止しないので、取引に時間を費やせますよ!
またFXの取引高8年連続国内第1位※の実績があり、米ドル/円のスプレッドも0.2銭(※原則固定)と業界最狭水準です。
※ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2019年12月
そして24時間問い合わせを受け付けているので、夜間でも安心して質問できる環境で取引したい方にもオススメですよ!
【注意点】為替は取引時間でない土日も動いている
意図的でない限り、FX初心者といった経験の浅い方は金曜の終わりには決済しましょう。
なぜならFX会社が休みである土日は取引できませんが、為替レートは動いているからです。
大きな事件や事故が起こった場合に価格は大きく変動する可能性があり、そんな状況に陥っても土日なので決済できず大損してしまいます。
リスク回避のためにも、土曜に入るまでに決済を心がけましょうね!
取引時間を把握してFXの勝率をあげよう!
上記で紹介した『オススメかつ避けるべき取引時間』を把握していただくと、今後は取引する時間を絞った勝率の高い取引ができるようになります。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
この記事のポイント
- 取引時間は『夏』と『冬』とで違う
- イベントによって取引時間が変わる場合がある
- 時間帯に合わせて順張りと逆張りを使い分けが重要
オススメなFX会社2社
- 通勤時間に取引するなら:SBI FXトレード
- 時間を有効的に使うなら:GMOクリック証券
FXでは必ず取引する時間帯も意識するようにしましょう。
意識できるようになれば、今より格段に勝率を上げられるようになります。
『FXの取引時間』について理解できた方は、次に『勝率40%アップに必要な3つの方法』の記事を読んでみましょう。
把握しておけば、負けを減らして勝率を高められますよ!
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