FXには様々なテクニカル分析があります。
FXで稼ぐために、まずはテクニカル分析を極めようとするのは誰でも思うことですが、やっていくうちに複雑にしてみたり、オリジナルを考えてみたりと、どんどん難しく考えるようになると思います。
しかし実際のFXはさほど難しく考えなくても、十分に稼ぐことが出来るのをご存知でしょうか?
今回は、初心者でも簡単で直ぐに使えるオススメのテクニカル分析を2つご紹介します。
ここで紹介するテクニカル分析は、一見簡単と思われがちなものですが、深く掘り下げて極めることで、相場分析の聖杯となりえるものです。
是非、自己研鑽の材料にしてみてください!
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FX初心者オススメNo.1!トレンドラインは勝率が最も高いテクニカル分析
勝率が最も高いテクニカル分析は、言わずと知れた「トレンドライン」です。
FXの知識がある人ならば誰でも知っているテクニカル分析の王道です。
超がつくほど有名なので、あまり重要視しない、もしくは使いたがらない人も多いのではと思いますが、実はとても強力で、勝率が最も高いテクニカル分析でもあります。
スキャルピング、デイトレード、スイングトレードなど、すべてのトレード手法においても、このトレンドラインは高い効果を発揮する、万能かつ王道テクニカルなんですよ!
そしてトレンドラインの本質を理解することは、FXトレーダーの深層心理を理解するという意味でも重要な役割を担っています。
何故なら誰しもが知っているテクニカルであるため、全トレーダーが意識しているエントリーポイントが、一目で判断できてしまうからです。
誰よりも多く稼ぎたいと思っている人は「万人とは違う分析をしよう!」と模索しますが、それはちょっと危険な考え方です。
少なくてもFXにおいては万人とは違う分析方法をするより、人と同じ分析を行うほうが勝率はあがります。
何故ならチャートは常に綱引きであり、絶対数の多い方へと流れているからで、「買う人が多ければ上がるし、売る人が多ければ下がる」これが揺るぎないFXの法則だからです。
多数決で勝った方へ動いていく、民主主義の縮図といえるシステムであり、常に相場で絶対数が多い方が勝者になる、利益の奪い合いのゼロサムゲームがFXの正体。
その中で勝ち抜く為には2つの方法があると思います。
一つは、多数決の中でずば抜けた英知を活かして多数決グループを操作出来るほどの力を持つこと。もう一つは、多数決の中にもぐり込むこと。
この2つの道でしか、民主主義の世界では生き残ることが出来ませんよね。
正直普通の財力の人が、民主主義のトップになって多数決を動かしていくのは難しいので、私たちのような1ユーザーは後者の多数決の中に潜り込むことでしか生きていけません。
ということはつまり、物の見方を変えれば、多数決の中に潜り込めば生きていくことが出来るのです。
そしてFXの場合、その大衆がどう動くのかが判断出来るツールが、トレンドラインとなります。
トレンドラインを引いたチャートを見て、「いつどこでエントリーするか?」と聞かれれば、初心者であっても的確に反発ポイントをエントリーポイントとして答えることが出来るでしょう。
反発ポイントがすぐに言えるということは、誰でも反発すると思っているポイントをきちんと理解出来ており、FXで稼げる力は十分に満たしています。
多くのトレーダーが意識しているラインは、その反発ポイントが機能する可能性が非常に高いポイントです。
そのポイントを「抜けるかもしれない」と思って逆張りするのは少数派のやることで、また「跳ねるかもしれない」と思って跳ねたのを確認してからエントリーするのは多数派がやること。
この簡単な考え方が理解出来れば、難しいテクニカルなんて一切いらないです。
このトレンドラインでトレードするだけでも、十分に資金は増やせると私は思っています。
トレンドラインを使うにあたって最も意識しなければいけないことは、「ただ待つ」ことだけです。
見出し
- トレンドラインの押し目や戻り売りタイミングまでじっと待つこと
- 抜けてからの押し目や戻り売りまでしっかり待つこと
この待つという作業が一番重要です。
FXに難しいテクニカルは一切必要ない。むしろシンプルなテクニカルのほうがいい。
しかしこのシンプルなテクニカルには「待つ」という作業が重要になってくるわけですが、それが出来るようであれば、簡単なトレンドラインも大儲けできるいい分析ツールになってくれますよ!
(出典:外為オンライン)
上の図のように、RSIや移動平均線と併用してもよいでしょう。
詳しくはこちらもご一読下さい。
くわしくはコチラ
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FXのトレンドって?トレードを有利に進めるトレンド戦略3つを解説
「FXのトレンドってなに?」「トレンドラインの引き方は?」こんな疑問を解決できる記事です。FXにおいて、トレンドを掴むことは基本中の基本です。トレンドを掴むことが出来れば、トレードを有利に進められる=勝てるからです。トレンドは必ずマスターしてくださいね。
レジスタンスライン・サポートラインは反発を見抜くテクニカル分析
レジスタンスラインとサポートラインはトレンドラインと同じくらい重要で、価格や値動きの区切りがしっかり見抜けられるテクニカルです。
これ以上相場は上昇しないとトレーダーが認識しやすい価格帯のことをレジスタンスラインといい、一方これ以上相場が下落しないとトレーダーが認識しやすい価格帯のことをサポートラインといいます。
区切りがわかるということは、反発するもしくは抜けたら伸びると判断できる場所となります。たった一本の横線を引いただけで、これが分かります。
考えてみてください。世の中には、様々な稼ぐための情報が良い悪い、有料無料、詐欺本当、問わず溢れかえっています。
でもトレンドラインやレジスタンスライン・サポートラインはこのたった一本のラインで、今後の傾向が誰でもすぐにわかってしまう優れものですから、例えばラインを見て反発するところで逆張り。抜けたら、そのラインからの押し目や戻り売り。
これだけで勝率がかなり高いエントリーの完成です。凄いですよね!
レジスタンスライン・サポートラインは、FXのチャートパターンを分析する上で「基本中の基本」となる動きを示すポイントになるので、トレンドラインを上手に併用することで、勝率の高いトレードを行えるようになります。
トレンドライン+レジスタンスライン・サポートラインを引くのはとても簡単です!
大きな時間枠で一目瞭然の高値や安値にスッと横線を引いてみましょう。
(出典:外為オンライン)
高値に合わせて引かれた横線がレジスタンスラインで、安値に合わせて引かれた横線がサポートラインになります。
大きな時間枠で引けたなら、次は他の時間足を覗きにいってみましょう。大きな時間枠で引いたラインは、小さな時間枠でも立派な抵抗もしくは支持線になっています。
そのようなラインは、かなり強く意識されているラインなので、ここで反発するな、抜ける可能性が高いから抜けるのを待ってエントリーしよう、などが良くわかるようになると思います。
(出典:外為オンライン)
待つトレードを「エントリーチャンスがない!」と思うべからず
トレンドライン+レジスタンスライン・サポートラインを使ったトレード方法は、「待つトレード」だという説明はしました。
しかしこのトレード方法だと、本当にトレードチャンスが少ないと、苛立ってしまうこともあるかと思います。
しかし勘違いしないで欲しいのですが、トレード回数を多くこなしたからといってトレードは上手くなるわけでも、利益を増やすことが出来るわけでもありません。
でも始めたばかりの頃は、
「FXは稼げるチャンスがいっぱいあって、どんなときでもエントリーすれば稼げるんだ!だから沢山トレードしなきゃ勿体ないじゃないか!」
と感じると思います。
しかし、「やればやるだけ稼げる」「うまく分析することができればいつでも稼げる!」というのは大きな間違いです
またこのトレンドライン+レジスタンスライン・サポートラインを自分のものとし利益を出せるようになるには、以下の考え方も併せて理解しておく必要があります。
回数をこなせば稼げるわけではない
FXというのは、100%がない世界です。どんなにいいタイミングのように思えるポイントでも負けることだってあります。
いちばん重要なことは、一番勝率の高いエントリーポイントで勝負するということです。
そのポイントというのが、トレンドラインでの押し目・戻り売りや、レジスタンスライン・サポートラインを抜けたあとのエントリーだと思ってください。
特に1時間足や4時間足のポイントほど、大きく稼げる可能性が大きくなりますが、しかしそのような美味しいエントリーポイントというのは、滅多に来るわけではありません。
つまりチャンスはかなり少ない、ということ。
しかし闇雲に多くのトレードを行うより、数は少なくても絶好のエントリーチャンスで勝負するほうが、確実に資金は増えます。
また自分で相場分析を行うことによって、大きな損失という対価を支払わなくても、FXトレーダーとしての腕は格段に上がり、さらに緻密な相場分析が出来るようになるでしょう。
少ないチャンスをしっかりものに出来るから稼げる
FXで稼いでいるトレーダーほど、トレード回数はさほど多くありません。
多くにエントリーするより、確実に稼げるポイントを見極め、そのポイントに全力を注ぐという戦い方をしているトレーダーの方が多いです。
何故なら「待つ」ことこそFXの聖杯であるということを理解しているから。
スキャルピング専門でもない限り、空いている時間を使って、ひっきりなしにトレードをしている副業トレーダーはいないでしょう。先輩トレーダーは、上手なトレーダーほど、ポジションを無駄に持つのは負け戦だと知っているのです。
いっぱいあるチャンスで稼ぐのではなく、極めて数少ないチャンスを見極めて、そこで稼ぐというのが、FXの本質というべき稼ぎ方です。
その分析として最適なツールが、トレンドラインであり、レジスタンスライン・サポートラインを使ったトレード方法です。これらテクニカルを使ったトレードを身につけることが出来れば、今までとは違った質の高いトレードが出来ます。
博打ではない投資としてのFXを、そして余裕をもった資金運用を心掛けましょう。
テクニカル分析がおすすめのFX会社はGMOクリック証券
GMOクリック証券は、FX取引高8年連続国内1位※1 ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)で幅広いトレーダーから人気があるFX会社です。
テクニカル指標が圧倒的に多い38種類で、チャート表示可能数も最大16画面と、分析しながら取引する方には使い勝手がバツグンです。
描画オブジェクト数も25種類あるので、トレンドライン、サークル、トライアングル、ギャンラインなどを使って高度な分析も行えますよ。
またスマホアプリも使いやすく見やすいと評判で、シンプルなためFX初心者でも安心して取引できます。
テクニカル分析を思う存分使って取引したい方は絶対に持っておくべきですよ!
FXのテクニカル分析まとめ
トレンドライン、レジスタンスラインとサポートラインをまとめると以下のとおりです。
見出し
- トレンドラインはテクニカル分析の王道!市場が今どちらに動いているのか、トレンドを把握するため使用するのがトレンドライン。
- レジスタンスラインは高値が、サポートラインは低値が反発したポイントに沿って引いた線で、ここに達したら反発して値が戻る可能性が高いポイントを把握するテクニカル。
テクニカル分析は初心者にとってとっつきにくいと思いがちですが、一度やり方さえ覚えてしまえば取引に大いに役立つテクニックです。
この機会に身につけて、今後の取引生活をより良いものにしていきましょう。