米ドル円のスワップ運用が人気の理由4つとおすすめFX会社

米ドルスワップ

この記事で解決できる悩み

  • 「米ドルがスワップ運用に適しているって本当?」
  • 「スワップはどれくらいもらえる?」
  • 「おすすめのFX会社ってどこだろう?」

という方の悩みを解決できる記事になっています。

この記事で解説する『米ドル円のスワップのメリットやデメリット、FX会社の選び方』を理解すれば、FX初心者でも米ドル円のスワップ運用が始められます。

なぜなら、私もこの方法で米ドル円のスワップ運用で利益を出せるようになったからです。

それでは以下で『【前提知識】スワップポイントとは?』について紹介していきます。

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【前提知識】スワップポイントとは?

まず、スワップポイントについて簡単におさらいしましょう。

スワップポイントは、通貨同士の金利の差額によって利益を得る方法です。

例えば

金利0.1%の日本円を売って金利1.5%の豪ドルを買えば、差額の1.4%を毎日受け取れます。

中・長期的な運用が主流であるため、一度ポジションを保有すれば一定期間放置しても大丈夫なので初心者向けではありますが、一方でそれなりに利益を得ようと思ったら初期投資がかなりかかることや、時にはマイナススワップを支払う場合があるので注意が必要です。

米ドル円のスワップが注目される4つの理由

かつて、スワップといえば豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨、トルコリラや南アフリカランドといった新興国通貨が人気を博していました。

ところが最近になって、米ドル円のスワップが注目されてきています。

そこには主に4つの大きな理由がありました。

米ドル円のスワップが注目される4つの理由

スワップポイントで稼ぐって、トルコリラとかじゃないの?米ドル円でもいいの?
実は米ドルは安定しているので、リスクの少ないスワップ運用をしたい方におススメなんですよ!

理由1:アメリカ政策金利の上昇と日本の低金利

世界的に低金利時代が続く中、2015年12月頃からアメリカが先駆けて好景気を取り戻しました。

2015年には0.00%~0.25%だったアメリカの政策金利は、2.25%~2.50%まで上昇し、あっという間に豪ドルやNZドルを抜き去ったのです。

対して日本の政策金利は0.1%の低金利で、今後もしばらく回復の見込みはないと言われています。

この圧倒的な差額が、米ドル円の魅力のひとつです。

 1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年1.751.750.250.250.250.25
2019年2.502.502.502.502.502.502.252.252.001.75 1.751.75 
2018年1.501.501.751.751.752.002.002.002.252.252.252.50

※2020年6月23日更新

理由2:トルコリラの暴落

金利が高いことでここ数年注目されてきたトルコリラは、2018年になって暴落しました。

年初には30円だった価格は、8月には一時的に15円まで急落、トルコリラショックと呼ばれる事態に陥ります。

要因としては、10%を超える高インフレにもかかわらず、大統領が経済成長を重視して低金利政策を唱えていたため、投資資金が一気に流出したことにあります。

トルコリラについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

詳しくはコチラ

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トルコリラが急落する原因とは?これからの見通しと対処法3つを解説
トルコリラはなぜ急落した?その理由を知っていますか?この記事では急落の原因とその背景を解説します。今後の見通しも紹介しますので是非これからのFXにお役立て下さい。スワップ狙いで考えている人は為替差損の危険性をもう一度考えてください。

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理由3:米ドルは流通量が多くて相場が安定的

新興国通貨は高金利であることで注目されていましたが、そもそもの流通量が少ないことと、政治情勢によって乱高下しやすく不安定というデメリットがあります。

その点、米ドルは十分な流通量があるため安定していますし、社会情勢も国を揺るがすようなクーデターに発展するようなことはまずありません。

理由4:米好景気によるドル高の傾向

アメリカもトランプ大統領には問題も多く、政治情勢も警戒が必要ではあります。

ですが雇用情勢は好調を維持し、2018年の年末商戦も6年ぶりの大幅増加を見せました。

好景気なところには資金があつまりますし、安定感のある米ドルは長期的な通貨高になることが予想されています。

米ドル円のスワップを利用した利益の出し方2つ!

スワップ運用の米ドル円でおすすめの方法とか、あるのかな?
おすすめできる方法が2つありますよ!

それでは、具体的に米ドルスワップを利用して利益を出すにはどうしたら良いのでしょうか。

主に2つの方法があるので、ご紹介しましょう。

手法1:積立投資

積立投資は、毎月決まった金額を投資して、少しずつスワップを積み立てていく方法です。

例えば

毎月1,000通貨ずつ購入する、というような具合です。

積立投資のメリット

メリットとしては、下降トレンドが起きたときに含み損に耐えやすいことがあげられます。

例えば

112円で2000円通貨を購入していたとき、そのあとに110円まで下がって含み損を抱えることになると、112円に戻るまで含み損が残ります。

ところが112円で1000通貨を購入していた場合は、そのあと110円まで下がったときに1000通貨を購入すると、111円まで戻るだけで含み損がなくなるという計算になります。

積立投資のデメリット

積立投資におけるデメリットといえば、最初のころのスワップ利益が少なくなるという点です。

1度に10万通貨を購入するのと、1000通貨ずつ10か月かけて10万通貨購入するのとでは、後者の方が最初の9か月のスワップ利益が少なくなります

ですがそれも最初だけです。前述のリスクを軽減することや、長期的な運用を考えれば大きなデメリットとは言いにくいかもしれません。

手法2:サヤ取り

スワップ利益をあげる方法として、サヤ取りという手法があります。アービトラージとも呼ばれ、為替変動による損失のリスクを取らずにスワップ利益をあげられることから、FX取引の中でもローリスクな投資方法のひとつです。

ここでは、米ドル円で取引するサヤ取りを見ていきましょう。

サヤ取りとは?

サヤ取りとは、同じ商品や同じ性質の2つの商品の、市場の歪みによる金利差や価格差を利用して利益をあげる手法です。アービトラージ、裁定取引とも呼ばれます。

スワップポイントは、FX会社によって異なるので、単純に売買したときにスワップポイントを利益として得られることもあれば、逆に支払うこともあります。

サヤ取りは、その歪みをうまく利用します。

買いのスワップポイントが高いFX会社で買いポジションを保有し、売りのスワップポイントが安いFX会社で売りポジションを保有します。そこで生じた買いと売りのスワップポイントの差を得ることを、サヤ取りといいます。

例えば、A社で米ドル円を1万通貨買って、スワップポイントが50円、B社で1万通貨売ってスワップポイントがー30円だったとします。

米ドル円が1円円高になった場合

  • A社での為替差損益は、1万通貨 × +1円 = +1万円
  • B社での為替差損益は、1万通貨 × ー1円 = ー1万円

となるので、為替のリスクがありません。

スワップポイントの差額である20円が毎日の利益になります。

米ドル円が1円の円安になった場合

  • A社での為替差損益は1万通貨 × ー1円 = ー1万円
  • B社での為替差損益は1万通貨 × +1円 = +1万円

となるので、こちらも為替のリスクはなく、やはりスワップポイントの差額20円が利益になります。

注目すべき点は、買いポジションと売りポジションの通貨ペアと取引数量が同じである点です。取引数量が同じなので、為替変動が起きても為替差益が相殺されるのです。

サヤ取りのメリット

メリットとしては、前述のとおり損失のリスクが少ないという点です。

2社間で同じ通貨を売り買いしていれば、為替変動による損失のリスクを取らずにスワップで利益を得られます。

サヤ取りのデメリット

デメリットは、大きな為替変動によってロスカットのリスクがあることです。そのリスクを回避するには、為替変動に注意しながら証拠金を移動させることが大切です。

ただ、米ドルは新興国の通貨に比べて大きな為替変動が起きにくいということもあり、ロスカットも発生しにくいです。

ポイント

レバレッジを5〜6倍でとっておけば、大きなリスクは回避できるでしょう。

米ドル円のサヤ取りでおすすめのFX会社の組み合わせ

サヤ取りで重要になってくるのは、FX会社の組み合わせです。

ここで、サヤ取りに効果的なFX会社を選ぶときのポイントをご紹介しましょう。

FX会社を選ぶときのポイント

1.最低取引単位
これは証拠金にかかわってくるところです。

最低取引単位が1万通貨となってしまうと、証拠金の額も上がるのでロスカットの確率が高くなります。用意できる証拠金が少なく1万通貨だと高レバレッジになってしまう場合は、1000通貨単位からはじめられるのがベストでしょう。

2.スプレッド
スプレッドはいわゆるFX会社の手数料にあたる部分です。

基本的にはスプレッド幅が狭い方が良いでしょう。それだけ、自分が得られる利益が大きくなります。

3.スワップポイント
サヤ取りをするならここは外せません。

基本的にはスワップポイントの高いFX会社で米ドル円を買い、スワップポイントの低いFX会社で米ドル円を売って、スワップポイント差で利益を得るのがベターです。

結局おすすめなのはこの2社!

プラスのスワップポイントが大きい買いのFX会社と、マイナスのスワップポイントが小さい売りFX会社を利用するのが一番です。

国内FX会社は魅力的なところも多いのですが、上記の条件を満たし、スワップで利益を得るのには、YJFX!でロング(買い)、ヒロセ通商でショート(売り)で取引するのが良いでしょう。

YJFX!最低取引単位が1,000通貨です。少ない資金ではじめられて、現金を受け取れる特典(Yahoo!IDを連携させるとPaypayでも受け取れる)もあります。

また、YJFX!のスワップポイントの高さは業界屈指と評判です。スプレッドも0.2銭と、業界でもかなり狭いスプレッドを保っています。

もう1社のヒロセ通商も、スプレッド幅0.2銭、最低取引単位1,000通貨という好条件です。

特徴的なのは業界でも上位を誇る、通貨ペアの豊富さです。米ドル円が安定しているとはいえ、他の選択肢があるのはありがたいですし、サヤ取りで利益を得るときに他のFX会社と組み合わせやすくなります。

サヤ取りで利益を出す3ステップ

サヤ取りをするなら、FX会社選びも重要だね!
そうですね、FX会社によって利益効率も変わってきますよ!

ステップ1:FX会社2社を決める

まず、FX会社を決めましょう。決まったら、それらの会社の口座を開設します。

今回はこちらの2社を例にとってみましょう。

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  • 買いのFX会社「LIGHT FX」買いスワップポイント89
  • 売りのFX会社「DMMFX」 売りスワップポイント68

ステップ2:エントリーする

FX会社を決めたらエントリーします。各FX会社で米ドル円を10万通貨取引しましょう。

こちらの式だと、毎日210円のスワップ利益が得られます。

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890円 - 680円 = 210円

スワップポイントは毎日変動します。仮に固定とした場合では、概算で年間76,650円得られるということになります。 

見出し

210円 x 365日 = 76,650

ステップ3:為替変動に応じて資金移動

為替が大きく変動してしまうと、場合によっては強制ロスカットになってしまうこともあります。

ロスカットを避けるために、一方の会社の為替が大きく変動したら、資金を移動させておきましょう。

米ドル/円のスワップの高いFX会社比較

米ドル/円のスワップ運用を始めるなら、よりスワップポイントが高いFX会社を選ぶのがポイントです。

近年、海外のFX会社もメリットが多いと評判ですが、あまりおすすめはしません。FX会社が破綻したときに、資金が戻ってこないケースが大半だからです。

日本のFX会社なら信託保全がしっかりしているので、たとえFX会社が破綻しても資金は戻ってくるので安心です。

米ドルの取引なら特にLIGHT FXがおすすめです。

最小通貨単位が1通貨単位で少額取引ができることはもちろん、スプレッド幅は0.27銭と業界でもトップです。スワップも比較的高金利で、なにより1通貨からスタートできる点で少額からはじめたい人にはおすすめです。

FX会社別スワップポイント一覧

こちらはFX会社のスワップカレンダーまたは最新のスワップポイント一覧へのリンクです。

スワップポイントは日々変動するので取引前には必ず確認するようにしましょう。

スワップポイントカレンダーYJFX!
DMMFX
GMOクリック証券
LIGHT FX
外為ジャパン
FXプライム×byGMO
スワップポイント一覧外為オンライン
FXブロードネット
ヒロセ通商

米ドル以外のスワップ運用に人気の通貨

米ドル円以外のおすすめはやっぱりトルコリラとか?気になるけどリスク高いよなぁ。
米ドル円取引に慣れて資金に余裕が出てきたら、こちらの取引も試してみると良いでしょう!

もちろん、米ドル以外にもスワップ運用に向いている通貨があります。

以下の3つは特に人気です。

見出し

  • 豪ドル
  • トルコリラ
  • 南アフリカランド

それぞれの通貨を詳しく紹介した記事はこちらです。

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ここからは簡単にそれぞれの通貨の特徴を見てみましょう。

【特徴】豪ドルスワップ運用

豪ドルは、以前からスワップ運用で人気の通貨です。

米ドルと同様にメジャーな通貨なので、為替レートが比較的安定しているのは大きなポイントといえるでしょう。

オーストラリア自体が有数の資源国であるため、資源に関する情勢が変わると変動しやすい傾向にあります。

ただし、国の信用度が高いというところから、安定したレートを保っていられるようです。

豪ドルのスワップポイントが高いFX会社は、「FXTF」です。スワップポイントの高さはもちろん、スプレッドも狭く、使える通貨ペアの種類も豊富です。

豪ドルスワップ運用に向いている人

前述のとおり、比較的安定した為替レートが特徴なので、できるだけリスクを抑えつつスワップ運用をしたい人に向いている通貨といえます。

【特徴】トルコリラ

スワップポイントがかなり高いため、大きなスワップ利益が狙えることで、長年人気の通貨の地位を保っています。

ただし、ここ10年トルコリラの下落が続いており、さらに下落が続くとスワップ利益以上に、為替変動による損失を出してしまうリスクがあります。

トルコリラのスワップポイントが高いFX会社は、「アイネット証券」です。1,000通貨から取引できるのはもちろん、スワップポイントがマイナー通貨も含めて総じて高水準にあることが魅力です。

トルコリラスワップ運用に向いている人

前述のとおり、今はリスクが高い通貨なので、仮に為替変動による損失が上回ってもいいように、豊富な資金で取引できる人に向いているといえるでしょう。

【南アフリカランド】

南アフリカランドも高金利通貨のため、円と併せて運用すると大きな利益となる可能性は高いです。

ただし、トルコリラ同様、メジャー通貨よりも乱高下が激しい、という懸念があることは忘れてはいけません。

スワップ利益以上に、為替変動による損失を出してしまうリスクがある、ということは念頭に置いておきましょう。

南アフリカランドのスワップポイントが高いFX会社は「FXプライムbyGMO」です。1,000通貨から取引できることに加え、初心者でも扱いやすい豊富なツールが魅力です。

南アフリカスワップ運用に向いている人

トルコリラと同様リスクが高い通貨なので、仮に為替変動による損失が上回ってもいいように、自由に使える資金を豊富に持っている人向けです。

米ドル円のスワップまとめ

最後に、今回の記事の内容をおさらいしましょう。

この記事のまとめ

  • 米ドルは近年、金利が上がってきている
  • 米ドル円はスワップ運用の通貨ペアとして人気が高まっている
  • 米ドルは安定的で為替変動による大きな損失を出すリスクは小さい
  • 米ドル円のスワップ運用はLIGHT FXがおすすめ

今スワップ運用をはじめるなら、米ドルはかなりおすすめの通貨です。

スワップポイントの基本をきちんと理解した上で、米ドルのスワップ運用をはじめましょう。

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荒木 教弘

荒木 教弘

当サイト編集長。株・FXトレード歴は約10年。プログラマ経験を活かし、MT4を使った自己流のチャート分析でトレードを開始。すぐに大きく利益を出したが、それ以上の損失を出して資産を減らす、という投資初心者にありがちな失敗を経験。現在は、一回の取引に一喜一憂せず、堅実に利益を積むように心掛けてトレードを継続中。

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