FX相場分析の判断に使える!通貨間の力関係でみる6つのポイント

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FX 通貨

FXを始めて間もない頃は、親しみやすい米ドル円をメイン通貨としてトレードすることが多いかと思います。

しかしトレードする上で、メイン通貨の米ドル円のみを理解出来ていれば問題ないかといえば、そうではありません。

為替市場では米ドル・円・ユーロ3大通貨であり、この3通貨を把握しておくことがとても大切です。

例えば米ドル円が上がっているとき、その要因が「円安」なのか「ドル高」なのかを考える必要がありますが、米ドルと円の事ばかりみていても解決しない値動きがあった場合、ユーロを交えて考えることで初めて米ドル円が上がっている原因が見えてくることもあるんです。

そしてその原因が理解することで、次に自分が行うべきトレードも決まってきます。

円安の為に米ドル円が上がっているのであれば、クロス円を中心に取引することになりますし、ドル高により米ドル円が上がってきているのであればドルストレートが中心になってきます。

しかし米ドル円の上昇要因がドル高だったとすれば、いくらクロス円を買っても対ユーロや米豪ドルでは思ったほど円安が進まず、収益がさほど増えないといったことにもなりかねませんので、相場の関係性と要因はしっかり分析するようにしておきましょう。

ここでは初心者でも最低限理解すべき、相場の関係性と要因についてわかりやすく説明したいと思います。

米ドル円で円安ドル高が進んでいる場合

円安 ドル高米ドル円で円安ドル高が進んでいれば、力関係は「米ドル>円」です。

これだけを見れば、「米ドル円を買う」のが正解ですが、もしもユーロ米ドルのチャートも上昇していて「ユーロ>米ドル」という力関係になっていれば、3通貨の力関係は「ユーロ>米ドル>円」となるので、その場合は米ドル円を買うよりも、ユーロ円を買った方がより大きな値動きが期待出来ると思います。

日本の政権が民主党から自民党になったのを風切りに、2012年末から猛スピードで円安が進んでいますが、この局面ではユーロ円で米ドル円以上に円安が進みました。

これは円安と同時に対米ドルでのユーロ高が進んでいたためです。

もし仮に米ドル円では円高ドル安、ユーロ円では円安ユーロ高とバラバラに動いていたとすると、ユーロ米ドルをみれば3通貨の力関係が明白になりますよね。

こうした考え方は、他の通貨にも応用できます。

米ドル円で円安ドル高が進んでいても、同時に豪ドルが対米ドルで安くなっているようであれば、豪ドル円は米ドル円から連想するほどには上がらないということになります。

複数の通貨ペアを見て、今はどの通貨がより強く、どの通貨がより弱いのかを考えることで、大きな値幅を狙うことができるわけです。

豪ドルは疑似人民元

中国 豪ドル為替市場には通貨や時間などによる癖があり、そうした特徴を知っておくこともFXでは大切です。

普段は取引しない通貨や国のニュースでも、自分のトレードに思わぬヒントを与えてくれることもあるので、世界経済の情勢には常にアンテナを高くはっておきましょう!

その中で、顕著なものが中国経済と豪ドルとの関係性です。

豪ドルは疑似人民元と言われるほど、中国の材料で動きます。

中国の経済指標がいいと豪ドルが買われたり、中国株が急落すると豪ドルもつられて下げたりといったように連動することが多く、これはひとえに中国とオーストラリアの貿易関係が非常に密接な為といえます。

最近では人民元を扱うFX業者も増えましたが、それでも豪ドルのように完全に自由に取引出来るわけではありません。

そのため人民元の代替通貨的な役割で、豪ドルが取引されるといった側面もあるのです。

マーケットは中国の材料→豪ドルで取引と反応する修正がすでにできていますので、この関係をしっておくと、中国のGDPが悪化したといったニュースを聞いたときに「だったら豪ドルを売ってみようか」なんていう判断も出来るようになります。

また「中国で強い材料がでるまでしばらく豪ドルを買うのはやめておこう」など、損失を防ぐ行動を取ることも出来るので、この仕組みはしっておくとよいでしょう。

たとえ豪ドルを取引しないとしても、中国の経済指標は侮れません。

為替市場でも中国の存在感は増していますので、経済指標などで中国経済の減速が確認されると、世界の投資家が「リスクを少し抑えよう」とリスクオフの動きになりやすい傾向があります。

連動しやすい資源国通貨同士

連動 資源国通貨豪ドルと人民元以外にも相関性をもつ組み合わせは多くあります。

一般的には豪ドルとNZドルは似た値動きをしがちですし、資源国通貨として括られる豪ドルやカナダドル、南アフリカランドも同じ方向に動きやすい傾向があります。

さらにはブラジルレアルの動向が資源国通貨全体に影響を与えたりもします。

ブラジルレアルはFXではほとんど取引されることがない通貨で、チャートをみる機会は非常に少ないと思いますが、ブラジルレアルと豪ドルの間に高い相関性があった時期がありました。

一時期、日本でもブラジルレアル建ての投資信託が盛り上がっていたことがありましたが、為替市場での取引が少ないわりに成長期待から投資信託がらみの投資が活発なため、ファンドマネジャーがリスクヘッジの意味合いで、豪ドルを売買していました。

そうした背景があったため、ブラジルレアルが反落する場合、同じ資源国通貨である豪ドルが急落するといった傾向が生じていたのです。

このブラジルレアルが動いたあと、「遅行通貨」として豪ドルが動く相関性を利用して、「レアルチャートをみながら豪ドルを取引する」といった戦略も流行ったりもしましたが、最近ではブラジルレアル自体の流動性が高まっているようなので、この相関性は薄れています。

近年では豪ドルNZドルの取引が活発で、資源国通貨同士でも大きく変動する傾向にあります。

しかし通貨の癖は変わります。

それを踏まえつつ、同じ新興国通貨や資源国通貨として括られるグループの通貨は影響を与えやすいということを、トレードする上で気にとめておいて欲しいと思います。

震度計としてのスイスフランと危険な通貨英ポンド

比較的あまりトレードされることがない、英ポンドとスイスフランについて説明します。

英ポンドの特徴

ポンド イギリス英ポンドは、値動きが非常に大きいのが特徴です。

投機通貨」といっても良いでしょう。

特段の材料がなくても100pips200pipsくらいの値動きを、1日ですることがあります。

プロのトレーダーでも英ポンドでやられて「即死」する人がいるほどで、値動きが大きいだけにうまくハマればとても気持ちよく稼げる通貨ですが、失敗すると打撃も大きい、そんなデンジャラスな通貨なのです。

スイスフランの特徴

スイス フランスイスフランは、世界経済を脅かすような危機があったときに買われやすい「逃避通貨」「セーブ・ヘイブン」としての性格があることは、みなさん御存じだと思います。

この通貨は事前にリスクを警告してくれることもあり、例えば2013年3月とくに材料もないのに突然米ドル/スイスフランでスイスフランが大きく買われたことがありましたよね。

その後すぐに明らかになったのはキプロス問題でした。

関連性はわかりませんが、おそらくキプロス危機の表面化を事前に知っていた誰かがいたのかもしれません。

スイスフランの「リスク感応度」はかなり高く、リスクオン・リスクオフという市場のムードをみる米国株を仮に体温計だと例えるなら、スイスフランは震度計と言えます。

キプロス問題のあとにイタリア政局が混乱したときには、「逃避通貨」としての本領を発揮して、ユーロ/スイスフランが売られたのです。

どこかで火種が見えた時には、スイスフランが大きく動くので、何かの前兆として気にとめておくといいかもしれません。

スイスフランを取引していなくても、こうした有事のときは他の通貨ペアもリスクを抑える方向へ動き安くなります。

円売りがメイントレンドのときであれば、調子に乗ったヘッジファンドは総じて円売りポジションを膨らませていますから、そのポジションを一旦閉じる動きが発生し、円が買い戻されて円高へと動きやすくなります。

年末年始に相場が急変する理由

イースター イベント為替相場には定期的に繰り返す「相場のクセ」があります。

いわゆるアノマリーと呼ばれるものもそのひとつですし、実需のオーダーもそうです。

大きなところでいうと、ここ数年よく動くのが年末年始。

日本人は12月28日ごろから大みそかを挟んで三が日をお休みとなることが一般的ですが、欧米勢はその前、クリスマス前後に1~2週間の休暇をとります。

欧米は12月末が決算期末でもあるため、この間相場は閑散とするのが通例です。

とくにクリスマス当日となる25日などは、世界の主要市場で動いているのは東京くらいなので、ほとんど値動きがありません。

クリスマス休暇が終わった12月27日・28日あたりから動きだして、1月1日はさすがに休みますが、2日から取引しているトレーダーは多くいます。

しかも新年度でゼロからのスタートとなりますから、ここで大きく動くこともあり、また動く方向として参考にされるのが、年末に各金融機関が発表する「来年の展望」といったレポートです。

「来年は円売りがメイントレンドとなるだろう」といったトーンで各行の見通しが一致していれば、「今年の初取引は円を売ってみよう!」となり、結果としてレポートが予測した方向に動きやすくなります。

その他、日本人には馴染みのない休暇として、3月のイースターや10月のハロウィンなどもありますね。

こうした欧米に共通する祝日の直前には、休暇中のリスクを減らすためポジションを一旦閉じようとする動きが出て、ファンダメンタルズとは関係なく調整相場に入る可能性があることは是非覚えておいて欲しい事項と言えるでしょう。

最近はシステムトレードが注目されているFXトレードですが、本来はあくまでも市場参加者である人間同士が行っているものです。

人の心理が大きく影響するのが為替相場であり、ともすればホリデー前に動くというのも当然なのですね!

相場を惑わす月末の実需

日本 輸出その他、季節的要因として大きなものに3月があります。

3月は日本の決算期末ですが、ここでは様々な大口注文が持ち込まれます。

その決算に向けて2~3月になると輸出企業が海外で稼いだ米ドルを円に両替することが増えるため、実需筋からの円買い需要が増大します。

この海外へ投資していた資金を自国通貨へと戻す動きをレパトレエーションと言います。

欧米でも同じようなことがあり、顕著なのが月末のユーロ買い・ポンド売りで、これは英国がEUへの支払いのための為替取引を月末ごとに出すためと言われています。

さらに細かいところで時間ごとのクセもあります。

朝9時55分は日本の銀行がその日の為替レートである仲値を決める時間ですし、同じように夜になればロンドン市場で「ロンドン・フィキシング」として深夜1時(夏時間0時)にあります。

ロンドン・フィキシングでどんな注文が持ち込まれるのか、個人投資家には見えづらいものがあるのですが、GI24などを見ているとその日にロンドン・フィキシングでどんな大口注文が出そうなのか配信されることがあります。

短期のトレードであれば、気をつけて見ておいたほうがよいでしょう。

特に月末のロンドン・フィキシングでは市場の動向とは関係なく、大口の特殊玉が持ち込まれることもありますし、あるいは方向感のない不安定な値動きになることも多いため、月末でトレンドがみえづらいときは、トレードの手を少し休めて新しい月になるのを待ってみるのが良いと思います。

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